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第21章 シャール防衛戦Ⅴ

初めて感想をいただきとてもうれしかったです(小並感)

「…っ」

一瞬意識が飛んだ!

ライヤーさんは…アグニスは…!

「はぁ…はぁ…はぁ…」

「まだ粘るか、素晴らしい忍耐だ」

そこには左腕があらぬ方向に曲がり、片目がつぶれた状態のライヤーさんがいた。

「ラ、ライヤーさん!」

「すまんな慧…時間稼ぐとか言ってそっちに行かれちまった…」

そんなことはどうでもいい!

早くジャッカルさんを…

「よくぞ我の攻撃を2分間耐えた。だが、もうよい」

そういってアグニスは右手を振るう。

「まだだぁ!!」

それを片手で持った剣で受け止める…が

「もうその剣も飽きた」

バキィン!!

ライヤーさんが持っていた大剣は折れてしまった。

刃の部分はあらぬ方向に刺さり、持ち手の部分は俺の近くに落ちてきた。

そして…

「ご…ごふっ!」

「お前は死ね」

アグニスの左手はライヤーさんの腹を貫通していた。

「ライヤーさん!!!」

「くそ…ったれ……」

アグニスは拳を引き抜き、ライヤーさんはその場に倒れこんだ。

赤い血が周りに広がっている。

「あ…あ…」

「お前たちは不思議でには思わなかったのか、なぜこれだけの戦闘をしているのに救援が来ないのかと」

アグニスは茫然としている俺に近づく

「この周辺には我が結界をはっている。本来なら音を消すことが出来る程度だが…あるやつから強化の札を貰っていてな…この結果内はもはや異世界となっている」

悠然と俺に近づき、拳が届く距離まで近づいてきた。

「運がなかったと思え小僧」

アグニスは俺に向かって拳を振り上げ

「『ブラッドインフェルノ!!!』」

「!?まだ生きていたか」

ライヤーさんがいる方向から黒い炎が飛んできた。

「出血量が…多いほど…威力が上がる火の上位特殊魔法だ…くらいやがれぇ!!!」

「素晴らしい威力だ!…だが」

アグニスは両の拳を突き合わせてこういった。

「『双獄手』」

魔法と二つの拳がぶつかった。

「がぁぁぁ!」

その衝撃で俺は吹き飛んだ。

土埃が舞う。

その先には…

「我が武器である『煉獄』をわずかでも焦がすとは…見事なり」

「無傷とか…うそ…だろ…」

ライヤーさんは再び倒れた。


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