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催眠術師に、私を“殺人鬼”だと暗示をかけられた!?

作者: 七瀬
掲載日:2020/06/02





___私は、子供の頃から人の話を信じやすい子供だった。

だからね? 大人になっても、仲のいい友達からお金を貸してほしい

と言われれば、私は迷わずその子がお金に困っていると思って手元に

あるだけのお金を渡したりするのだけど、、、?



___結局、その子からお金を一銭も返してもらう事はなかったわ。




___他には?

私が密かに想っていた男の子を、高校生の時に私が親友と思っていた

女の子に取られてしまう。


私は、ずっと彼の事が大好きで、親友のその女の子だけに話していたのに。

気が付けば、私から彼を奪い取られていたの。




・・・そもそも、誰でも直ぐに信じてしまう私が悪いと!

両親に言われた事もあるわ。

両親は、私の事なんか! どうでもいいと思っているのよ!



___でも! 2つ上の姉は違ったわ。

姉だけは、血の繋がりもあるし! 何でも話していいと思える人だった。

私が、間違っている事を言うと? 直ぐに叱ってくれたり。

心配してくれたり、“唯一の信頼できる人だったのよ!”



・・・だけど? 

姉は直ぐに結婚して家を出て行ってしまった。




___もう、私の話を聞いてくれる人はいないわ。

姉だけが、唯一信頼できる人だったのに、、、。




 ▼



___それから、私は直ぐに家を出て一人暮らしを始めたの!

仕事場での私は、真面目で一通り仕事ができる女性として見られて

いたんだと思う。私が誰かに相談どころか? 相談される事の方が

多かったしね! 



___そんな時の私は、【建前上】の話をして相談に乗っていたわ。

そうすると? 相談してきた女の子達もなんとなく安心してくれる

みたいで。 いいのか悪いのか? 最後に、“ありがとう!” って

言って帰っていくの。



テレビやネットで見た情報を、あたかも実体験のように話している

だけなのに、、、!




___それよりも!

誰か? 私の相談にも乗ってほしいわ!




・・・そんな時に、電話で占い師が悩みを聞いてくれるという

事をネットで見つけて! 私は早速電話をしたの!


___1分100円から相談に乗りますと書かれていたわ。



私には、迷いがなかったのよ! 

電話をすると? 優しそうな年配の女性ひとの声が聞こえたわ!


『___あなたのお悩みはなんですか? なんでもわたしがあなたの

相談に乗りますよ!』

『・・・あぁ、ははい! それが、、、。』



___こんな、はじまりからずっと毎日、電話をするようになってね!

朝から晩まで、その占い師の言われた事だけを信じて生活するように

なってしまったの! だから、仕事も行かなくなったし、、、!

家では、その占い師にずっと電話している状態が続いたの。




・・・そうしたら?

凄いお金の請求書が届いたわ!


『___ええっー!? 何? この金額!? こんなお金、どうやって?

支払うのよ!』





___それで、私は電話での占いはやめたの。




 ▽



私はそれから、知り合いの人から “催眠術師” を紹介されたわ!

今まで、コンプレックスに思ってきたことや苦手なモノを克服する

ように、催眠術師に暗示をかけてもらったのよ!



___私は簡単に、催眠術にかかったの!

元々、信じやすい性格が良かったのかもしれないわね。



そこから、私は催眠術に完全にハマってしまったの!

はじめのうちは、苦手な食べ物を克服する事ややった事

がない事が出来るように暗示してもらう事だったのだけど、、、?



___次第に、催眠術師は、、、?

私に、変な暗示をかけるようになったの。


『___炭谷さん! この写真をよーく見てください!』

『・・・はい』

『___この人達は? 貴女を深く傷つけた人達です。』

『・・・はい』

『___だから、【復讐】をしましょう!』

『・・・はい』

『___そうです! 貴女はこの人達を皆殺しにしますよ! 

いいですね! 必ず、復讐してください! 必ずですよ!』

『・・・はい』



 

 *



___私は、催眠術師に暗示をかけられて。

その日の夜、見たこともないこの人達に、私は復讐をし!

皆殺しをしてしまった!?


手にはピストルを持って、深夜みんなが寝静まった時間に

家に、予め受け取っていたスペアキーで玄関のドアを開けて

そっと、足音を立てず家に忍び込んで、一人一人! 頭にめ

がけてピストルの引き金を迷わず撃ったのよ!




___そして、私は暗示をとかれる事なく!

そのまま、警察に捕まったの!



私が捕まった時には、催眠術師は海外に逃げていたわ!

私は、死刑となった。




【___私が学んだことは? 人の話ばかり、信じちゃダメって事よ! 

私は私! 誰でもないのよ! どんなことにも立ち向かわなくちゃね!

それが、出来なかったから? 私は死刑なるのよ。】




最後までお読みいただきありがとうございます。

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