表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

ブラッド・ボアル (PS2 ヴィーナス&ブレイブス)

☆自分らしさを失わないということ☆


「ビーナス&ブレイブス」は、

世界を滅ぼす魔物と、

世界を救う使命を与えられた騎士団との戦いを描いたファンタジーです。


その主人公である「ブラッド・ボアル」は、

ある事件をきっかけに不死の体となっていて、

女神アリアより、騎士団を率い、

100年間魔物と戦うことを運命づけられます。


女神アリアと不死の騎士ブラッドの間には、大きな溝があります。

女神は魔物を倒すことを最優先とし、

そのために最も効率的な手段を取ります。

戦果をあげるためならば多少の犠牲など気にもとません。


また、騎士団の中でも実力の無い者は、

容赦なく切り捨てることをブラッドに強要します。

例えそれが、身寄りのない若い騎士や、

愛し合う夫婦の片方だけであっても、例外ではありません。

仲間思いのブラッドは、

それが世界を救うことにつながると頭では判っていても、

なかなか実行することができず思い悩み、

やがて二人の間には確執が生まれていきます。


そんな折、決定的な事件が起きます。


山の向こうの大きな街で魔物が復活すると知った女神は、

騎士団にこれを倒すよう命じます。

街に向かうルートは二つ。

一つは山を迂回する安全なルート。

もう一つは、厳しい冬山を超える危険なルートです。

魔物の復活は近く迫っており、

時間のかかる迂回ルートでは到底間に合わないため、

女神はためらうことなく、騎士団に冬山を越えるように命じました。

山の吹雪は予想以上に強く、

しかも行軍中も幾多の魔物に襲われ、

騎士団はすぐに疲弊してしまいます。

しかし、時間の無い騎士団にはわずかな休憩も許されませんでした。


そしてついに、騎士団の中で最も若いシスターの少女が、命を落としてしまいます。


ブラッドは仲間を守れなかったことを激しく後悔し、

女神に言います。


「もうあんたの言うなりにはならない!

 俺は俺自身の意思で戦う。

 同じ後悔するなら、自分で選んで、後悔したいんだ!」


その後、ブラッドは自分の思うように戦い、

やがて女神もブラッドの思いを認めるようになるのでした。


職場において、上司の考えが理解できないということは、よくあることです。


あなたにはあなたの考え方、やり方があるにもかかわらず、

それを無視し、上司は自分の考え方、やり方を押し付けてくる……。


会社は組織ですから、上の命令に従うのは当然と言えます。


しかしそれは、自分自身を抑えることとは別なのです。

他人の言うままに行動し、失敗したとしても、

「これは自分のせいじゃない」という言い訳に逃げやすくなり、

失敗を教訓として生かすことができなくなります。


しかし、自分の考えで行動し失敗したならば、

「どこが悪かったのか」と振り返り、

自分を成長させることができるはずなのです。


ですが、先にも述べたように、

会社は組織であり、上からの命令には従わなければならず、

勝手に行動することは許されません。

まずは、ブラッドのように、自分の意思を主張することから始めましょう。

あなたの熱意を見れば、

やがて上司もあなたのことを認めてくれることでしょう。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ