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2 天使の誘惑、悪魔の罠、それってどっちも死にフラグ

「よし、いつまでも寝てらんねー。学校いくか」


昨日はすごいことがあった。

とりあえずたくさんの女子に囲まれた。


つーか多すぎて全然覚えてねえ。

とりあえずなんかモテて嬉しかった。


―――余命とモテたことになんの因果関係があるのか全然検討もつかねー。


隕石が飛んでくるのは日常茶飯事だ。


それを初級魔法でテキトーに破壊してよし、空飛ぶ。


「きゃはーん」

「なんだ天使か……」


天使で思い出したが俺この前シーエムで見たパリパラのポニテの子、結構タイプなんだよな。


「ふふん……かかったわね!

魔力いただき!」


いや、悪魔のほうも捨てがたい。


「待て、俺いまから学校だし35日後なら

俺死ぬみたいだから魔力全部もってってもいいぜ、とりあえず登校の邪魔しないでくれないか?」


「いいよ?」

「らめぇ! ニンゲェンさんの魂はぁアタチのものなんれすー!

悪魔なんかに渡さないんれすぅー!!」


悪魔と天使がガチで殺戮しあってる。


「パタパタ。ワタシ妖精の国のプリンセス……あなたの肩に乗りたいの」

「いいけど」


小さいし。


「ずるーい」

「アタチものせて!」


「いやいや、お前らは人間サイズだから無理だろ」


「えへへ……(ドヤァ)」

「妖精のやつムカつく!!」

「ハラグロマグロ!!」


「おはヨーロピアス市部~」

「テカテ先生。おはよう」


先生は普通だ。普通じゃないが普通だ。


「おはよ、リヤ・サイバラ」

「……おはよう」


別にモテていないようだ。

もしかするとレギアス星の子にはなぞのモテ効果はないのかもしれない。


だがリヤもドゥーブル星から来たって言ってたし同じ星のミルミィヤにはモテていた。

星は関係ないのかもしれないが――――


「あのさ、君ってどの星生まれなんだ?」

「レギアス星」


「そっか」

「ええ」


会話が長く続かないな。一応答えてくれてよかった。


「さて弁当でも」

「一人?いっしょたべよ!」

「ヨウカ・ハギナス、いいけどお前は友達と食わなくていいのか?」


「いーのいーの、あたし女子に嫌われてるしーあんたこそ友達いないの?」

「なんか、合うやついないんだよな。

隕石くらい簡単に、小石を蹴る感覚で吹き飛ばせるって言ったら周りがスーッと引いてく」


「ふーん赤タコさんとカニサンどっちがいい?」

「カニ」


ヨウカにウインナを貰った。

礼に俺はミトボウルをやる。


「なんか、ヨウチェンのとき思い出すわね~」

「ああ」


弁当を食い終えて教室にいく。


「ガオーン」

「ドラゴン!?」

「よろぴっぴ」

「ああ」


「あたしコス子。毎日好きなコスプレに着替えてあげる」

「じゃあレースクイン」

「着替えてくるからそこでまってて!」


「ぼっちゃまー」

「あ、メイド子」

「ヌケガケはユルシマセン」

「ロボメイドコまで」


「そんなに女の子をはべらせて破廉恥よ!」

「げっ学級委員長のイン・チョウ子!」


「アイヤーアチョー!」

猫耳チャイーナの美少女


「ピョンダピョンのラインダーンス」

肉感的なバニーガール


「ワンワン!!へっへっへっ……」

小犬ちゃん


と昨日の女子一同


「かわいいわたくしの人間よ…」


女神のメガーミ様まで!!


「また増えたのか!!」

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