表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

白秋

 その時が来れば、すべては終わる。



 どんなに喜んでも、どんなに悲しんでも。

 どんなに憎んでも、どんなに愛しても。


 青春が終われば、私は彼方の地に落ちる。

 人生が潰えれば、全ては微か水泡に帰す。



 その時が来れば、すべては終わる。



 残暑を掻き消す涼風を浴びた。

 遠くから響く祭囃子を聞いていた。

 山々を飾る紅葉に、心を奪われた。

 ――けれど、そんな歴史もいつか消えて失くなるのだ。


 いくつもの年月(としつき)が過ぎて、目の前のことで頭の中がいっぱいになって、

 いつしか稚い記憶は色濃い霞にかかって見えなくなってしまう。

 私はもう、大人になる。

 やがて何十度目かの(とき)が訪れて、私は終わってしまう。

 そうなったとき、この世界に私という記憶を遺すには、なにが必要なのだろう。

 功績か? 人望か? 栄華か?

 故郷(ふるさと)の景色が変わって、この国の色が変わって、この星が滅んでしまって、

 そうなったときに、私が確かに人生の細い糸を手繰ったのだと世界に刻むのは、いったい何なんだろう。



 その時が来れば、

 それまでに私が得た知識も、体術も、記憶も、友人も、経験も、

 恐怖も、躊躇いも、怒りも、遣る瀬無さも、痛みも、恋慕も、


 すべては終わる。

 これで、とりあえず次話投稿できる話のストックは終わりです。

 現在サークルのほうに提出するために書き進めているほかの物語も、でき次第こちらで投稿させていただこうと思っています。


 またしばらく期間が開いてしまうと思いますが、何度も言うとおり、どうぞ気長にお待ちください。

 現在話が途中でストップしてしまっているHLuKiや綿天、そして「名もない主人公」たちがどうなるかも、できるだけ早くお伝えしようと思っています。

 最後に、心待ちにしてくださっている稀有な皆様に、限りない感謝を。

 それではまたいつの日にか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ