2の十一、~9/13
読み聞かせの再開は、とても順調で、子ども達の笑顔に励まされる。次回は抗癌剤投与からの日が短いので、回復具合が気になるが、気を張ってやれば大丈夫なはず。
抗癌剤投与は2週に一回の憂鬱で、楽にもならず、慣れることもない。が、これが不要になる時は、今は止まっている死へのカウントダウンが再開する時だ。逃げることは出来ない。
こんな「鬱」な気分を引き摺ったせいか、今回の怠さ、気分の悪さ、口内炎は厳しめ。気を取り直そう。来週は予定満載、そしてCT検査もあるのだから。
碧の歌は、特に体験と関係なく、ふっと思ったことを詠んでみた。
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子どもらが 息を飲んだり
笑ったり 百面相の
読み聞かせ会
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笑わせて 不思議がらせて
涙させて
絵本の力 子らに君臨
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少しずつ 呼吸が浅く なっている
抗癌剤の 投与前日
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恩知らず
抗癌剤が 効かなけりゃ
今は無いとは 分かっちゃいるが
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人生のカウントダウン リセット無し
ポーズボタンで
生き延びている
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いつか碧
海、空よりも 青い碧
生命と想い そこに還さん