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2の九、~8/19  

 誕生日を迎えられた、一年を生き延びた。

 その事実が、とてもしみじみと有難く、けれど実感の伴わない、ふわふわとした感じ。

 何とか、心の内にあるものを歌にしてみたいが…。

 ただ、確かに、この短歌を続けてきたことは、自分の心の内を外から眺め、悲観にも諦めにも惰性にも流されない様に保つことで、闘病の支えになった。

 そして幾何かの人が、ここに訪れてくれた足跡を感じると、短歌を続ける気力にも繋がった。

 読んで下さった方々、この一年の私のsurviveを支えて下さったこと、感謝いたします。

 さて、一年を生き延びて、まだしばらくの手ごたえがある体調。切除不能の膵癌患者としては、かなり幸運であり、他の患者の希望を抱かせる事例となりつつある。より闘病記録としての充実を図るべきかもしれない。その思いからも、タイトルに病名「膵癌」を明記していこうと思う。

 また、ここまでの治療略歴も近々の更新で載せておきたい。



 ************



 峻険な 先の見えない 道なれど

 再び古希へ 歩み始める


 ************



 ありがとう 貴女がここに いてくれて

 生き延びられた 一年だった。


 ************



 ただ生きた 一年だった 

 それでいい

 そうも思えた 一年だった


 ************



 生まれた日 我を囲んだ父母(ちちはは)

 祖父母もいない

 生命はリレー


 ************



 後悔も 心残りも 無くせても

 死を受け入れる 準備はできない


 ************



 さて、ここで

 立ち止まっても いられない

 黄泉平坂 まだまだ登れ


今までは気にしておりませんでしたが、励みに星が頂けると嬉しいです。

見るたび、毎回、星の数が変わるなんていうのも楽しい。

星一つでも、ミシュランだと思えば光栄ですからね。

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