二.~9/25
ストックがあったので、投稿。この後は頻度はぐっと落ちますが、まだ数ヶ月(あるいは数年)は続きます。
検査入院、そして抗癌剤治療のスタート、経過を観察するための入院、と続く期間。
痛みのある時間はそれほど長くなく、ただただベッドの上で、何かを読んでいるぐらいの日々。突然の生理現象が妙におかしくて笑ってしまったり、僅かな痛みに怯えてみたり。能動的に出来ることが少なく、闘病と言いながら、戦っている実感は少ない。
心が落ち着きどころ無く揺れている。その落ち着きを取り戻そうと足掻いている。
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読む 話す 観る 聴く 作る 考える
意味の要らない 生を楽しむ
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入院の ベッドで ググる QOL
部屋付き露天風呂のある宿
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場違いに ひょっこり起きた 欲望が
小首を傾げ そのまま座る
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胸、腹に 燻り疼く 抗癌剤
そこはいいから 患部に急げ
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背の奥に 小さな痛み
これなのか
俺の命を 貪るものは
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孤独死に 老々介護 ニュース見て
その高齢を 少し羨む