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十九、~3/13

 諏訪に二泊三日で出かけた。待望の露天風呂付客室の宿と、充実の諏訪大社の四社巡り。ガラスの里では蜻蛉玉作りの体験。だいたい手先が不器用で、こういう工芸体験の類はスルーしてきた。更に今は手足とも指が痺れていて猶更やりにくいのだが、それでも今回はやってみたいと思っていた。蜻蛉玉を残せるから。

 とにかく、飯はすべて美味く、諏訪湖の景色は陸からも遊覧船で湖上からも堪能し、楽しみにしていただけの甲斐があった旅行だった。あと幾度か、夫婦での旅行を楽しみたいと、神社でもお願いしてしまうほど。

 記録でもあるので、即、作歌して、推敲時間もあまり取らないが、旅の歌なら、もう少しじっくり作っても良いのかもしれない。それで歌の出来が良くなるかどうかは分からないが。



 ************



 半年を超えて生き延び 実現す

 部屋付き露天風呂夫婦旅


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 湯船から 舞い降りる雪 眺めてる

 素晴らしき世界 口ずさみつつ


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 我が魂を 一欠片(ひとかけ) 玻璃(はり)に 封じ置く

 貴女に寄り添い 護れ 蜻蛉珠


 ************



 蕎麦 美味し

 鰻重 美味し

 酒 美味し

 諏訪の早春

 空気も美味し


 ************



 まつろわぬ 諏訪の祭神

 我もまた

 従容と黄泉に

 下りはしない


 ************



 御柱 一本づつに手を触れて

 その立ち姿 胸に刻まん


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