十五、~1/31
重粒子線治療後の経過も特に問題は無さそうで、一安心と言っていいのだろうか。これだけ予後の悪い病気だと、安心を求めるより、今、問題が無い現況を喜び、楽しめることを楽しむべきかも。とりあえず、治療後4週を過ぎて、少量の酒は解禁(自分で)。
癌の諸症状が、抗癌剤副作用以外は余りないので、闘病の実感は日増しに薄れる。歌も、病状や病気に対する思いだけがテーマではなくなる。が、病気以外のことになると、酷いな、出来が。
『この調子っぱずれも、記録の内だ』と、言い訳しつつ。
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災害が 事故が 病が 戦争が
命は等しく 風前の灯
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祝福を 密かな趣味に してみたい
道行く人に ただ幸あれと
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在れと言う 偏れと言う 声がして
己の形で ここに 立っている
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久々の ビール、コップ 一杯分
全細胞が 少しはしゃいでる
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コケました でも起きました 探査船
月面ウサギの 鳥獣戯画
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少しでも 長く生きたい 切に思う
恵まれている ということだろう