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ダンジョンで死なない優しい世界  作者: 黒髪石榴
MPポーションの罠
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7/9

11日目

凜花はポーションそっちのけで暴食していたため、ぽっちゃりしてきている。体重が以前より10kg増えたことで、さすがに危機感を覚え、ダイエットがてら久しぶりにダンジョンへ行くこととした。


「ぎりぎりはいった...!」


元のウエストが50cmなのに対し、今は80cmと標準〜ぽっちゃりのレベルに来ている。腹肉は胸より突き出てはいないが、でっぷりとパンツに乗っている。


「(このだらしない身体でダンジョンに行ったら絶対Twitterで晒される..)」


これでも巨乳美人で名のとおっている探索者だ。探索者界隈での激太りスキャンダルは避けたいため、手持のパーカーでお腹を隠してダンジョンへ向かうことにした。


ーーー探索者協会にて


「凛花さん久しぶりですね。以前は毎日潜ってらしたので心配しましたよ」


彼女は探索者協会の職員で、ダンジョン立ち入りに関する窓口業務を担っている。


「風邪で寝込んでまして、もう復活したので大丈夫です!」


「だから今日は露出少なめなんですね~あれ?なんかふっくらしました?」


そう言って凛花の腹部を注視する。

胸の大きさでわかりにくいが、くびれだった場所はパーカーの上からでもわかるほど肉感がある。横からみればぽよんと突き出した腹の形も明らかだ。


「まだ本調子じゃないんで!結構着込んで来たんですよ!あははは」


「そういうことでしたか。それにしても相変わらず良いおっぱいしてますね~」


「ちょ、セクハラですよ笑」


「巨乳税だと思って許して下さい。本部長がまた探索者特集のグラビアに出て欲しいって言ってましたよ〜」


「いや~すぐにはちょっと。考えておきます」


「まずは体調を戻さなきゃですね。じゃあお気をつけて〜」


なんとか太ったことを誤魔化せて、凛花はほっとする。


「(すぐに痩せれば嘘ついたことにはならないよね...)」


そんなダンジョンへ向かう凛花を見ながら、


「あんなに太ももむっちりでしたっけ?えっっろ。次のグラビア楽しみだわ」


ショートパンツから生えた脚の太さはごまかせていないのだった。


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