こんなにも美しいであろう三日月だというのに
夜空を見上げる。
その先には、三日月とちいさな星がひとつ。
昨日も夜空を見上げた時、この三日月とちいさな星を見た。
今日の夜空は雲も少なく、特に三日月たちがくっきり見える。
以前ならその三日月たちを見上げながら、美しいと。
詩の1編でも書いていただろう。
なのに、うまく詩が書けない。
三日月たちを見ても、美しいと思えない。
空を毎日のように見上げているが、雨が降るかどうかなどの天気のことしか考えない。
「空を見上げなくなったら、それは疲れてる証拠」
いつかどこかで、そのような言の葉を目にしたのか聞いたのか忘れたが。
空を見上げていたとしても「美しい」と思えなくなったら、それは疲れている証拠ではないだろうか。
白く輝く三日月とちいさな星。
美しいはずなのに、私の心はその向こうの上の空…
今日何曜日だっけ─…と、1日に何回確認したことか(笑)