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青葉君と柳田君  作者: とっぽっぽ
9/28

いつでも特別がいいな~

「なんか面白いことないかなー」


よくある暇な大学生の言葉である。


俺こと青葉聡は暇を持て余していた。

面白いことが大好きだが、あまり自分から動かない質である。


最近友人Aこと柳田君が怯えている。

お札はったり、塩盛ったり、念仏唱えたり。

何を怯えているんだろう?


「第一回今日は何の日だ~、イェーイパチパチ」


「誰もいない?誰か連れてきてない?ってか俺の後ろ大丈夫?」


「会話になっていない!!!会話しようぜ!!!」


「ごめん無理。お前が言うなって突っ込みたいが無理」


「ちなみにこの前の霊能力者は似非です。」


「なんだよ!!!早く言えよ!!!ビビッて損した!!!」


実際には後ろにいっぱい憑いてるが言わぬが花。


「ちょっと黙るなよ。何なんだよ?」


「いやー柳田君は幸せだね!!!」


「なんか意味ありげな感想ありがとう。」


「ハッピーだね!!!」


「しつこい!!うっさい!!!・・・で何の用だ?」


「この~日何の日気になる日~、気になる気になる日ですから~」


「何そのリズム?」

「今日か?何の日だ?・・・誕生日でもないし、出会って何年でもなし。」


「キモ!!!出合って何年って!!!覚えてんのか!!!」


「うっさい!!!個性的過ぎて覚えてるだけだわ!!!」

「・・・で何の日?」


「答えはCMの後~。」


「はよ言え!!!」


「デデデデデデデデデン・・・・・デデン」


「なげ~」


「ッデッデデデデデデデデデン、デデデデン」


「帰っていい?」


「発表はCMの後!!!!」


「帰るわ~」


「なんと!!!なんでもない日なんです!!!」


「おつかれっした~」


「ではVどうぞ~」


「また?見ないと後悔する系?」


「人による!!!」


「だろうよ!!!」


柳田母

『勝~、元気かい~?昨日元クラスメイトって人から勝君が大好きなんで連絡先教えてくださいって電話来たから、うちの勝に限ってそれはないって切っといたよ~。』


「母よ・・・実の息子を何だと思っているのか?」

「勝手に断言して切んな!!!!チャンスかもしれないじゃん!!!」


『柳原って人だったよ~』


「うん、知らね。宗教っぽいね。」


「泣くなよ・・・」


「泣いてないよ?塩水が目から垂れているだけだよ?」


柳田妹


『ノコメ』


「」


「妹喋んなくなった~、イぇ~い!」


「・・・なんで抉りに来たの?」


「柳田君のなんでもない日を何かある日にするため、ご協力願いました。」


「願うな!!!協力すんな!!!母よ提供すんな!!!」



柳田君が目から水分出しながら動かなくなったので、気分転換に出かけました。

京都ってお寺多いよねー。

柳田君は恋愛とお祓いにのめり込んでました。

キモっ。


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