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プロローグ・王子、婚約者が決まる
「陛下!僕の婚約者が決まったというのは本当ですか!?」
「はっはは、今は俺とお前しかいないからいつも通りでいいぞ?」
「全く、俺が外で猫かぶってるのわかって言ってんだろ…?それで、俺の婚約者が決まったのは本当なのか?」
「そうだな…ちょーっと性格に難があるが…仲良くできるな?」
「おい、不安を煽るようなこと言うなよな…?」
「いやね、仲良くしてくれないと国同士の友好のとかが、ねぇ?」
「わかった…仲良くするように努力するけどな…不安なもんは不安なんだよなぁ」
「そうか、一応…王として命じとくが…必ず仲良くなるんだぞ…」
「わかりました、陛下…」
王子が王女サマ会う前にそんなことがあったらしい…?
ちなみに真偽は定かでは無いよ