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 太古よりの言い伝え


「この世に魔王現れしとき、聖女 現れ聖剣 抜きりて、魔王滅ぼす。10の神の能力持ちし者、これを用いて聖女助けん」


 これは聖女誕生をめぐる、魔王討伐への物語である。


「クライムマスター」


 剣が光速で、俺に向かってするどく切り裂く。敵の必殺技を受けて、俺は倒れた。


「ふ、死んだか。たわいない」


 敵が去った。

 俺は立ち上がる。


「ふいーっと。死んだフリ成功っと」


 それにしても先程の攻撃、ダメージは、ざっと見積もって、「198」といったところか。

 俺の「スキル」は、「HP」。最高値「999」ある。チートだ。

 だから、まず死ぬことはない。


 先程の、やからは勇者一行だろう。

一度に、「999」以上の攻撃を受ければ話は別だが。

そんなことはまずあり得ない。

 先程の「勇者」の攻撃とて、「198」なのだ。

この世界アンダルシアでは、「8」のスキルがある。

全ての万物は、それらをランダムで与えられる。


 俺は、このチート「スキル」、「HP」。最高値「999」で、死んだフリを続ける。

「そう決めた!」

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