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ちょっと整理しようか

 自分でもゴチャゴチャしてきたので一度まとめました。


 覚え書き程度なので読まなくても話の内容には関係ありません。


 順番はアレクと関わりのある順です。



〈前世〉


 倉持(くらもち)敬大(けいた) 享年・十七歳

 両親に妹と犬一匹のごく平凡な男子高生。

 ただ実家は日本でも有数の力のある神様を祀った神社。

 そのせいか人に見えないものが見えて祓えて、かつ好かれた。だからこそ そうした相手に対する能力が半端なく高かった。それにまつわる武勇伝は数知れず。

 妹との仲は結構良かったんで、おかげで今世(このせかい)が乙女ゲー『女神のキミ』の世界だと知った。

 先祖を気に入っていた神様のおかげで、一族全員大きな病気も事故もなく大往生するはずが、わずか十七歳で死亡。

 死因は悪友二人と行った樹海に巣食うものに勝てなかったから。


 神様 通称・神様、神さん

 敬大の先祖が大好きでその子孫達を何かと構い、守って来た。

 ただ、敬大は「守り切れないからやめて」と言ったのに、聞かずに踏み込んだ樹海で案の定死にそうになった。

 それでも敬大一人なら守り切れたのに、敬大がそれを望まなかったので泣く泣く樹海の出口に出るまで誘導し、力尽きた敬大は死んだ。

 その事を深く悔やんでいて、敬大の残されていた寿命を全うさせてやろうと異世界に送った。

 過保護なのは変わらず、異世界に行った敬大にこれでもかとスペックをてんこ盛りしたんで、敬大は呆れ切っている。


 妹 通称・妹

 敬大の妹。

 兄の事が大好きでブラコンだった。中学二年生になっていたけど、兄と(時には友達も交えて)お出かけする位仲良かった。

 小五からBLに目覚めた。

 兄とその悪友二人に大きな傷を与える。

 乙女ゲー『女神のキミ』がお気に入りで事ある毎に兄に感想やキャラについて語らっていた。



〈今世〉


 アレクシス・ランドルフ・グーテンベルク 通称・アレク

 倉持敬大の転生した姿。

 濃い茶髪に黒い瞳。魔法使用時は濃い灰色に瑠璃色の瞳。(悪目立ちするんでどうにかしようと検討中)

 両親に半ば育児放棄されていた。そのことにわだかまりも恨みも無いけど、両親はあんまり好きじゃない。

 ただ、兄と妹はまぁそれなり。祖父と叔父は大好き。

 予言やら自分の人並み外れた魔力や魔法の才覚、神様に好かれる事など問題は多いものの、割り切っている。

 ただ、あまり愛情を向けられなかったせいか、無表情。どんだけ内心感情豊かでも表情筋がピクリとも動かない。

 攻略対象者だが隠しキャラ(十八歳)。


 ダニエラ・ラッツェル

 アレクの世話係でお目付け役。

 白銀の髪に濃くて深い青の瞳。

 元はメイド長だったが、志願して一歳の時からアレクのメイドになった。(アレクは志願したとはと知らない)

 見た目も中身もクールビューティーで、無表情なのもあって何を考えているかわからない。(アレクはそこそこわかる。アレクの表情の変化や内心がわかるのもダニエラだけ)

 裕福な商人の娘だったが、父親が事業に失敗し、店は倒産。そこで身に着けた教養と礼儀作法を武器にグーテンベルク家へ仕えることに。

 しかし目的のわからない特殊技能を数多く持つ。

 スカートの中は秘密装備で一杯。

 最近主人(アレク)の自分への認識に打ちひしがれている。

 そんな彼女にはアレクが内心で〝ソルジャーメイド〟と認識していることは教えられない。


 アルフレート・ライナルト・グーテンベルク 通称・アル

 アレクの兄。

 金髪に青の瞳。

 両親から惜しみない愛情を注がれたので心優しく年相応に弱虫。

 アレクからは〝にーちゃ〟と呼ばれていたが、内心では〝兄貴〟と呼ばれていたことを知り、「…あ…兄貴でも…いいよ…(涙目)」と言って以来〝兄貴〟呼びに。

 弟からはブラコン認定されているが、正確にはファミコン。

 攻略対象者(二十歳)。


 クリスティーネ・ヘンリエッテ・グーテンベルク 通称・クリス

 アレクの妹。

 金髪に青の瞳。

 待望の長女とあって家族中から溺愛されている。

 二人の兄のどちらも好きだが、どちらかというとアレクの方がお気に入り。


 グスタフ・クリストフ・アルトマン 通称・グスタフ爺 地位・神官長

 アレクの茶飲み仲間。

 白髪で丸眼鏡。口元と顎には立派な髭が生えている。見た目はサンタ。

 国一番の神官長なのに底無しのお人好し。好々爺に見えて実は…ということもなく、純粋に人柄と能力で選ばれた本物の聖職者。

 アレクこそ予言に記された人物だと宣託したが、それ抜きでアレクが可愛い。アレクを〝アレク坊〟と呼んで可愛がっている。


 ヴォルフ・エッカルト・ベッケンバウアー 通称・祖父さん 爵位・公爵

 アレクの祖父。母親の父親。

 つるっ禿げなのでわからないが、元は黒髪。瞳も黒色。口元にはカイゼル髭(白い)を生やしている。

 堅苦しく、孫を孫と思いつつも愛情表現の問題でアレクにしか懐かれていない。


 フランツ・レオナルト・ベッケンバウアー 通称・叔父貴

 アレクの叔父。母親の弟。

 明るい茶髪に翡翠のような明るい緑の瞳。髪は後ろで一つに束ねている。

 学校を卒業してから各地を放浪している。


 ナターリエ 通称・ニーナ

 ハーロルト王国で一番崇拝される女神。アレクに寵愛を与える。

 黒髪に黒の瞳。

 格好はインドの踊り子が着てそうな、薄い生地で出来た薄桃色のレースの衣装で、あちこちに金の装飾品を飾り付けている。

 隙あらばアレクの元へ来るので、その度に丁重にお帰りいただいている。 ダニエラも慣れたもので茶と菓子を出して持て成すので、いくらか気に入っている。

 理由は『お茶とお菓子が美味しいし、アレクを大事にしているしね』とのこと。


 母親 通称・母上様

 アレクの母親。

 金髪に緑の瞳。

 生まれた直後から家族の誰とも似ないアレクの容姿と、何となく感じた薄気味悪さでアレクとは最低限の関わりしか持たなかった。

 しかし三歳の時に色々と勘違いし、それからは構うようになった。ただそれも人形やペットを可愛がる感覚に近く、アレクはまた違った意味で辟易しているし、尊敬できない。

 可憐で儚げな貴婦人で、高く澄んだ歌声から〝天上の歌い手〟と称されている。


 アウグスト・ローレンツ・グーテンベルク 通称・親父 爵位・伯爵

 アレクの父親。

 銀髪に青の瞳。

 妻が構い出しても変わらずアレクにはさして関心を払わなかった。(精々見かけたら声をかけ、時々思い出した様に勉学や生活の事を聞くだけ)

 長男が小学校に行き初めて屋敷にいなくなると〝男子〟という理由で比較的目をかけるようになった。でもアルが里帰りするとまたアルに鞍替えする。

 双方にとって残念なことにアレクとよく似ている。


 ヴィルヘルム・カールハインツ・アッシェンバウアー・リヒター 通称・国王

 アレクの住むリヒター国の国王。

 若くて髭も生やしていない。


 テオドール・フランク・アルバート・リヒター 通称・王太子

 リヒター国の王太子。

 器が小さくてすぐに人をやっかむ。

 原作では暗殺されて命を落とすはずが、アレクが助けたんで生きている。

 ただ、この先どうなるかわからない。


 ヴォルフガング

 リヒター国の第二王子。

 攻略対象者(十八歳)。

 原作では暗殺によって兄が死んだことで王太子とされた。

 そのため自分の地位に怯え、兄への罪悪感を抱き、気弱な王子様になった。

 前世では倉持兄妹が一番嫌いなキャラだった。

 理由は「責任ある地位なのにナヨナヨすんな!!」。

 原作ではアレクの幼馴染みで、その関係でアレクはヴォルフガングルートに行った時の隠しキャラになっていた。

 今世ではまだ関わりは無い。




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