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前提でさらりとそのトリックを否定

じゃあ次に行きます、と書いてから一年近く経過しているという「書き方」です。申し訳ございません。


続き書くかあ、と思ったのですが、もうさすがに内容を忘れていたんでこれまでのを一度読み直してからこれを書いています。ふむふむなるほどねってことで、続きを書こうと思います。


ええっと、ミステリをある程度量書くとどうしても起こる「トリックがありきたりになる」のを防ぐ方法で、簡単に言うと前回書いたのは「もうひと捻りしよう」ってことだと思います。で、「それができねえから苦労してんだよ」って場合はどうするのかが今回。


「そっちの道を塞ぐ」でもやったのと同じテクニックを使います。「そのトリックを使ったんじゃあないよ」と登場人物に言わせるとかして、はっきりと否定するわけです。


じゃあ、「そっちの道を塞ぐ」の時とどう違うのかというと、あちらはトリックを考える時に使うんですが、こちらはトリックをありきたりにしないために使うんですね。


具体的に言うと、


トリック1を考える ⇒ トリック1を否定させる ⇒ その否定を否定するトリック2を考える


という流れになります。より分かりにくくなりましたね。


例1


犯人がナイフをボウガンで飛ばして殺すトリック(トリック1)を考える。

※この時点で、このトリックは試行錯誤して最終段階です。あまり手直しする余地はないです。

ありきたりじゃないかな……あとすぐバレそう……でも、もうこのトリック自体は改善の余地はとりあえずないし……。

ボウガンを使うことができないということを作中で強調させる。

使えないボウガンを使うためのトリック(トリック2)を考える。


こんな感じですか。


だから、何度も書きますがテクニックとしては「そっちの道を塞ぐ」と同じなんですね。違いとしては、タイミングです。トリックを考える時点で、前もってやっておくのが「そっちの道を塞ぐ」の話。トリックを考えて色々と試行錯誤をして、とりあえず完成したんだけどありきたりだったりバレバレな気がする……というか、最悪の場合、既にある程度書いている場合でも、基本を変えずに何とかトリック2を途中で追加することで何とかしようとするのが今回の話です。


ということで基本、あまり褒められたことではないですねえ。やらない方がいいです。


それも当たり前と言えば当たり前で、まず大前提としてプロットの時点でありきたりだったりバレバレだったりしないトリック=謎ができるのが最善なわけです。


それができなかった場合に、まずは前回の「無理にでも謎をトリックからもうひと捻り」という手があって、それも駄目だったら今回のやり方を……という流れなので。

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