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どうも謎・ストーリーから考えた方がいいっぽい

 名探偵の続編を途中まで書いて「面白くねーなー」と思い、捨ててたりしてました。

 その過程でどうやら、少なくとも自分にとってはこうなのではないか、というのが分かってきたので。


 サブタイトルにもあるように、どうやら謎とトリックのストックがなくて、どうしてもいいのを思いつかずのたうち回るのであれば、謎やストーリーから考えた方がいいのではないか、ということです。


 というのも、そもそもミステリ全般において、「謎」は魅力的であればあるほどいいはずです。謎が地味だけど解決や推理の際の論理構成が美しい、という点で評価されているミステリもありますが、冷静に考えれば論理構成が美しい上に謎も派手で魅力的な方がいいはずなんですよね。


 だったら、トリックのことは置いといて、謎と、その謎周辺の舞台設定とかの、いわゆるストーリーの外枠とか大まかなプロットを、できるだけ面白そうなやつを考える。そこからやった方がいいと思うんですよ。


 腕に自信がないのなら、無理やりトリック思いついて、そのトリックからできる謎と話を面白く仕上げるのってやめといた方がいいですね、そりゃ。

 だから逆に面白そうな謎や、その謎が成立するストーリー(というか謎がストーリーの一部ですけどね)から考えた方が、まず楽に面白いと思えるものに梯子がかかる気がします。


 トリックと謎の作り方を以前書きましたが、あれは謎とトリックどっちからでもという書き方をしてました。確かにいいトリックがある場合はトリックからでもいいんですが、それがないならば絶対にこっちの方が安定して面白くなる可能性が高いのであろうと思います。

 とにかく、魅力的な謎のあるストーリーを先に完成させる。その謎は不可解だったり不可能だったりするんですけど、はっきり言ってトリックでどうやってそれを成立させるかは後回しにした方がいい。どうせミステリの場合、プロットレベルだとしてもトリックが成立してから書き始めて投稿とかするんだし、謎だけ作ってトリック全く思いつかず収集つかなくなっておしまい、という可能性は低いでしょう。最悪、自分の中でプロットを立て直さなきゃいけなくなるだけです。


 これで、前回挙げた安定してミステリを書くための三つのシステムのうち、一つは解決したように思います。③のトリック=謎と連動した物語を編み出す方法ですね。方法というか、そもそも自分が思う面白い話、面白い謎を先に作れ、トリックは二の次だ、ということです。とんでもない不可能状況の犯罪とか、サスペンスだったらどうしょうもないように思える窮地だったりとか。先にそっち、面白そうなのを作っておいて、後から頭をひねって解決しなければならないということです。正直、その過程で謎・ストーリーの方を修正しなければならないことになったりするかもしれません。けど、そうなったらしめたものですよね。だって、ということはできつつあるわけですから、後は双方調整していってプロット完成させるだけです。


 じゃあ、大風呂敷を広げてとてつもない謎を作り出したとして、一体どうトリックを作るのか。謎からトリックを作る方法は以前、軽く考えました。謎の焦点をずらすって話ですよね。前提をひっくり返すってやつ。そこのところをもうちょっと詳しく、これから考えていかなければならないし、それについての具体的な方法こそが前回の①と②の方法になるのではないかと思っています。


 前回言ったように、じゃあどうしたら面白い話・謎になるのかはここでは書きません。というか書けません。分からないし、それを完全に言語化してマニュアルみたいにしたら、それはそれで問題な気がするんですよね。その発想が個々人で違うからこそ、意味があるんだろうし。


 とにかく、個々人のできる限りの発想と知恵を絞って、面白い謎、そしてその謎を一部とするストーリーを考える。まずは、ここから。どうせストーリーも謎もどんどん修正が入るんだから、気楽に面白さだけを優先して考える。

 これが、少なくとも自分にとっては安定的に面白いミステリを書くための第一歩なのではないかと思いました。まずはここからです。

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