この「書き方」には何の意味があるの?
今更ですが。
内容が全然ディティール編でも何でもないですが、構造上仕方ありませんということで、今更ながらこの「ミステリーの書き方」の意義について書かせてもらいます。
何故かっちゅうと、yahooさんとgoogleさんで「ミステリー 書き方」で検索すると、これがトップに表示されることに気が付いたからです。マジかよ。
ということは、これからミステリー、推理小説を書こうとして「はて、まず何をすればいいんだろう?」と思ってインターネットで情報を探す人のそれなりの割合がこれを読む可能性があるということです。
それはまずいよ。
「ミステリーの書き方」とか「推理小説の書き方」ってくくりだと、いくつも本が出てたり、他のサイトがあったりして、基本的にはそっちを参考にすべきだと思うんですよね。こんなのじゃなくて。
それを読んで、それでも「何だかなあ」と思ったらこれを読んでもらったら、ひょっとしたら何らかの参考になるかも、というスタンスで書いてます。これ。
だって書いてるの、職業作家でもなければ文芸評論家でもない人ですからね。優先順位からすると相当低いです。
さてさて、じゃあ、どうしてそもそもこれが書かれたのか。というか、世に色々書き方の本やらサイトやらがあるのに、これが生まれたのか。(そして検索のトップに来るようになったのか)
作者にとって、世に既にあった書き方の本やサイトがあまり役に立たなかったからです。完全な初心者としてミステリーを書こうとした時に、いくらそういうのを読んでも書く足しにならなかった。
だから、同じような立場の人がいれば足しになるかと思って一応書いてます。あとは、自分で自分の方法論を言葉にしておけば、書き方が分からなくなった時に自分で見直して「ああ、そうそう」と思えるかなーというのもありますな。
で、どうして作者にとってそういう書き方の本やサイトがあまり役に立たなかったかというと、それは当然ながら作者に原因があります。作者があまりに初心者すぎたから、それらの本やサイトがレベルが高すぎたのです。具体的には、以下の点から役に立ちませんでした。
①抽象的すぎる
いいミステリとはどういうミステリか、とか、ミステリを小説としてレベルの高いものにするためにはどうすればいいか、とか、トリックが先か物語が先か、みたいなことが書いてあったりするんですが。
そこじゃないんですよね。
こちとら、そもそも「書けない」んだから。トリックが先とか、そういう話じゃなくて、まず「どうやってトリックを思いつくのか」が分からない。
いいミステリを書くには、じゃなくて悪いミステリでもいいからとにかく具体的にまずどうやって一歩を踏み出せばミステリを書き出せるのかを知りたいわけです。
日常からトリックのヒントを、みたいなことを言われたって、トリックの作り方が分かってないんだから、そもそもヒントを見つけられるわけがない。目が節穴ですもの。
プロットを作れ? だから、ミステリのプロットってどこからどういう風に作ればいいのよ。というか、その核になる推理とかトリックってどうするのよ。
とにかく、「具体的にまず何をすればいいのか」を教えてくれよ、という感じでした。
②どうなったらミステリなのか分からない
まあ、そこを吹っ飛ばして何とか自分でミステリのプロットを書いてみたとしましょう。
で、これ、ミステリとして成り立ってるの?
というか、どうなったらミステリなの?
もう、そこが分からない。
「ここに載ってる書き方通りに書けば、絶対にミステリになるの?」
と、そこから分からないわけです。
というか、ミステリって何だっけ? ミステリの必要条件(この条件満たしてたらミステリですよって条件)分かんないんだけど。こんな状態でした。
試しにちょこっと書いても、いまいちそれが本当にちゃんとしたミステリ、推理小説なのかが自分で判断できないんですね。
③トリックや推理の作り方が書いていない
ミステリとか推理小説のキモと言えばトリックや推理だと思うんですけど、肝心のそれをどう作ればいいのが、すぱっと教えて欲しかったんです。
例えば、密室トリックの分類とか一覧表とかはありますよ。けど、じゃあその中から一つ選んでそのトリックを使った事件を作って、あとは推理でそのトリックを暴けるようにすれば完成……って、だからそれをどうすりゃいいんじゃ。って話です。
死亡推定時刻をずらすトリックを使うとして、どういう風なトリックにすればいいのか。それを使ってどうやって事件を作ればいいのか。そこからどう推理していって探偵にトリックを暴かせればいいのか。
こっちが知りたいのはそういうことなんだよ!!!
そういう、そのものずばりの基本的なところを教えて欲しかったわけです。
以上、それらの点からうまく既存の「書き方」が身にならなかったので、素人、初心者である自分なりにそれらに対する答えを出して、それを基にこの書き方を書いてるわけですね。
①への対応として、なるべく具体的に、例とかを出して。
②への対応として、ミステリ、推理小説とは何か、どんな条件をクリアすれば一応はミステリや推理小説として形になるのかを定義して。
③への対応として、トリックと推理を、ずばりどうやって形にしていくかのプロセスを書いて。
だから、そういうのが知りたい人にとっては、何らかの参考になるかもしれないな、くらいの感じです。
とりあえず。




