ノイズ
事件を解決するために必要なヒント、伏線以外にも情報を盛り込んだ方が目眩ましになっていいんですが、正直嫌いでした。せこい気がして。
ノイズとなる役に立たない情報が沢山あるとミステリの完成度が減ってしまう気がしてたんですね。
さて、以前書いたように、小説である以上、物語的なオチというのもミステリには必要だと思います。終わり方にはこだわりたいですね、って言いながら、我ながら現時点で最新の「剣聖の失敗」は終わり方酷いと思うんですが。思うに、事件についてはプロット練っていても、終わり方を考えていないんですね、プロット時点で。だから、あんなことになってしまうのです。反省反省。
その意味では、第一話の終わり方が一番マシです。プロット時点で終わらせ方を考えてオチに向けて準備を一応していましたからね。
と、ここまで書いたらお分かりでしょうが、ミステリにおけるノイズ情報、つまり目眩ましは、ドラマのオチに向けての伏線にすればよいのではないか、と最近思ったので即ここで書いてます。
登場人物の意味あり気な一言や、ちょっとしたエピソード、謎の行動や情報が、事件には直接関係なく、事件解決後のエピローグみたいな位置でのドラマ的なオチへの伏線になっているというやつですね。
ただ、これはミステリ全般というより作者の個人的な嗜好がかなり入ってます。
というのも、ラストで、セリフが最初の方のセリフの対になってたり、ちょっとしたエピソードがラストに微妙に(微妙、というのが大事です)かかっているのとかが超絶好きなんですね。
ともかく終わり方がそういう奴がもう大好きなので。
要するに、終わり方がシャレてる奴が好きなんですね。自分ができないからこそ。
ある程度ミステリ書くのも慣れたので(というか面の皮が厚くなった)次やるとしたらドラマ部分の終わり方をちょっと工夫するよう頑張ってみようかと思います。




