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真実の涙  作者: 千夏
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納戸

千影は涼しくなったので、少し納戸を片付けることにした。

断捨離しなきゃ。

慎二はものを全く捨てなかった。

「服を買ったら着ない服すててよ。」千影

「わかったわかった。」慎二

といいながら全く捨ててくれない。

しまう所がなくなったのにまだ買い続けていた。

その他本も半端じゃなっかた。

「ねえ、しまえないし、これ以上本買ってきたら床ぬけるよ。」千影

「わかった。わかった。」慎二

こんな調子だから重みで床が抜けないか心配であった。

本当は慎二はいろんなところに由香里との品をかくしているので触られるのが嫌だった。

隠しすぎてどこに何を隠したかわからなくなったので触られたくなかった。


慎二の部屋を片付けたいが嫌に触られることを異常に嫌がったので

納戸を片付けることにした。

クリスマスツリーももう古くなり葉っぱがパラパラ

落ちてきた。

「ああ、もうこれも捨てなきゃね。」千影はつぶやいた。

ふと見ると結婚時の色紙が出てきた。

わー懐かしい。

でも1度も結婚式の色紙をゆっくり千影はみたことがなかった。

写真の整理におわれ引っ越しにおわれ気がついたら

今にいたったのである。

{暖かい家庭を作ってくださいね。森 由美子}

 モリちゃんだーー。懐かしい。 

涙がでてきた。

{慎二さん。千影を幸せにしてあげてね。青山 美奈子}

みなちゃんー。

心がいっぱいになった。


読んでいくと

今度は慎二の友人達のようだった。

{おまえも年貢の納め時、気を引き締めて長い人生がんばれよ。藤咲 康夫}

ふふ 面白い。

この席は悪友のあたりね。

すると

えっ びっくりするような内容があった。

{おまえの奥さんブスとみんな言ってたけど 本当にブスだな。まあがんばれよ。}

これって、確かにブスだけど結婚式に呼ばれてる人が書く文章?

本当の友達だったら性格のよさそうな人とかあたりさわりのないことを書くでしょ。

これって、仕方なしに結婚式にきてる?

仕事上しかたなし?

喧嘩中?

人間の基準って顔?スタイル?


怒りよりも色紙にそんなことを書くという人間性を疑ってしまう。

でも幸い仲のいい友達の中には入ってないので胸をなでおろした。

仕事の付き合いであろう

大変な世界にいるんだ。怒りよりも世間を知った気がした。



千影の結婚の条件は浮気をしない人信じれる人 であった。

慎二なら信じられる。そう思い親に反対されても結婚したにであった。

{お見合いなのに何故反対?}

不思議に思うかもしれないがお見合いって親は軽い気持ちでとりあえず

会ってみたら。と思うであろう。

うまくいってから真剣に考える。

しかし子供の方はそうではない、

気にいったのに 今更だめって?


千影は慎二に言った。

「なんで私と結婚したん?

もう家庭壊れとうやん。

私がばかで騙せそうやったから?

よかったね。

利用するだけして役に立たなくなったら

お金だけとって

由香里と 浮気。

自分の人生成功やね。」

千影の目から涙があふれた。

涙がとまらなかった。

もし世の中の男性が浮気しようと思う結婚なら

由香里みたいな女と結婚してほしい。

旦那を騙してても平気な女。

千影のように幸せになろうと思って信じるのではじめからやめてほしい。


慎二はあわてていった。

「お前ばかじゃないやろ?

俺より機械なんでもできる。」

たしかに千影は機械にやや強かった。でも普通でしょう。

しかし慎二ができなさすぎなので得意にみえた。

千影は涙がとまらなかった。

私の信じる心を返してよ。

そう小さくつぶやいた。


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