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真実の涙  作者: 千夏
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ホワイトデー

今日は3月13日木曜日だった。

気にしないでおこうと思ったがどうしても慎二のことが気になった。

「今日の予定は?」(千影)

「御母さんに買い物たのまれてる」(慎二)

「それから?」(千影)

「まだ何も決めてない」(慎二)

そういうといつもの用にでかけていった。


また由香里とあうのかな?

もうやめるとかいったし?

もんもんとしていたが夕方6.30分に我慢できなくなって祖母のうちに

電話をしてみた。

「慎二いますか?」(千影)

「ちょっと待って。変わるね」(祖母)

いた。少し安心した。今日はでかけないんだ。

祖母とご飯を食べるんだ。

千影はなぜか安心した。

次の日、祖母と料理が重ならないようにしようと慎二に聞いてみた。

「昨日の夜何食べたの?」(千影)

「オードブルみたいなもの」(慎二)

え?オードブル?

「それから?」(千影)

「それだけ」(慎二)

「昨日どこかいってたん?」(千影)ちょっといぶかしげに

「研究会にいてたんや」(慎二)

千影はショックを隠せなかった。

また由香里と会っていたのだ。

もしこのことを聞かなければまんまと騙されていた。

いかにも家にいたみたいであった。

「由香里とあっていたん?」(千影)

「会ってない」(慎二)

どうしようもない怒りが押し寄せてきた。

明日は3月15日土曜日だからまた会ってブランド品でも渡すんだ。

悔しい。

悔しさでいっぱいになった。

夜何もなかったように慎二はお風呂に入っていた。

ばかにして。

千影はふと見ると慎二はいつも出す着替えの下着がお洒落で新しいものであった。

は~~。なぜか怒りがふつふつとわいてきた。

実は以前、腹がたっておさまらなかったのですべてのパンツに名前を書いていたのだ。

何か慎二に言われるかなと思ったけど何も言わなかったのだ。

それが名前がない。新しいからであった。

その下着を手に取り隠し、よれよれの古い下着と交換しておいた。

もちろん名前入りの。

慎二は文句いうかな?

暫くして慎二がでてきた。

下着の話は一切しなかった。文句も言わなかった。

が、ものすごく機嫌が悪かった。

ふーーんだ。ざまあみろ。千影は慎二が明日どうするのか楽しみであった。これがせめてもの千影の仕返しであった。



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