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真実の涙  作者: 千夏
73/109

待つ

{待つ?

いつまで?

10年?それまでずっと無視されるの?

かなり耐えられない。}(千影)

次の日

由香里からメールがきた。

{先生、今バーゲンしてるからアウトレットに服を買いにきているんです。

先生の好みの服、買おうと思って。

だって好きな人にセンスあわせたいでしょ?

ああ、先生と一緒だったらどんなに楽しいか}(由香里)


{昼休みいけるから今から行く}(慎二)

{わー。嬉しい。待ってます。}(由香里)


「先生。この服どう思われます?買おうかと思って?」(由香里)

「ああいいよ。それだけでいいの?」(慎二)

そういうといつものように財布をだした。

「わー。先生、いつも有難うございます。(小さい声で)先生大好き」(由香里)


舌のねも乾かないうちに慎二は由香里とアウトレットに服を買いにきてた。


由香里は楽しくて仕方なかった。「先生私本気だからね。」それが由香里の口癖だった。

そりゃそうでしょ。

由香里は結婚しようと思った時は本気でそう思った。

が 結婚したとたん、何でも買ってくれていろんなとこにつれていってくれるパトロンをみつけりゃ

あっという間に乗り換える。

簡単に気持ちがかわってしまうのだ。


「先生を好きになってしまったから仕方ない」(由香里)

これは以前由香里から直接聞いた言葉だった。


{好きになった?智明がお金をだしてくれるからでしょ?

 あと10年後、智明が64歳になっても同じことが言えるの?

 もし今寝たきりになってもずっと心からそう思うの?」

千影は由香里に聞きたかった。結婚したばかりなのに

平気で旦那に嘘つくその心がわからなかった。

 

これで2回{仕方ない}という言葉をきいた。

千影はものごとは2回おきれば3回必ずおきると信じていた。

あと1回は誰がいうのであろう?



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