開業
慎二は勤務医であったが念願の開業をしたのである。
今のところを開業する前に契約までいきかけたのだが流れてしまった。
気の小さな慎二はなかなか決断が出来なかった。
なんやかんや問題があり
「仕方ないわね。」
慎二のために千影は資金を貸すことにした。
もちろん担保も何にもない。
その頃にはこんなひどい目にあうなんて思ってもいなかった。
慎二はスマートフォンを返すといって返さなかった。
お金も返してくれないかもしれない。
千影は担保に貸してる金額を触れるので返してもらった。
慎二は借りなくても持っていたのだ。
もちろん千影には利子も何にもない。
ある夜慎二は一旦寝にいったのだが暫くして
すごい勢いで部屋にはいってきた。
千影はその時身の危険を感じた。
「知らない。私じゃない。」
でもやめようともせず慎二は顔を殴りつけ
胸ぐらをつかんで叫び続けた。
「お前がとったんやろ!ファイルをだせ!」
「金もとったやろ、だせ」
慎二は馬乗りになり殴り続けた。
「私じゃない。なんで信じてくれないの?ファイルなんて知らない」
「お金は自分嘘つきやから担保として確保したんよ。ちゃんと紙にかいておいてあったでしょ」
千影は慎二が嘘ばかりつくので担保として返してもらう分もらい、紙にかいておいていたのだ。
千影から借りなくてもあるのに借りたのであった。
もちろんファイルなど知らない。
千影は慎二に殴られ唇を切っていた。
「ひどい。」(千影はつぶやいた。)




