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真実の涙  作者: 千夏
29/109

智明

すごく変えたので見てくださいね。

  

智明

智明は同棲してた頃から由香里が可愛くて仕方なかった。

自分はサッカーしているのでいろんな友達と遊びに行ったりして

いたが由香里に不満をいわれたことがなかった。

おまけに仕事が忙しいので土曜日構ってやることができないが由香里は何一つ文句をいわなかった。

「お仕事大変でしょ?体、心配よ。土曜日くらい友達と楽しくサッカーしてくつろいで。」(由香里)

「じゃ、お前はどうする?」(智明)

「私はスポーツジムにいって泳ぐわ、それに食事の買い物しなきゃ。」(由香里)

「そうか。悪いな。日曜日はどこかでかけような。」(智明)

「わかった。どこ連れて行ってもらおうかな。楽しみ。」(由香里)

そう言うと小首を傾げ嬉しそうに言った。

智明にとってこんなに手のかからない奥さんはなかった。

幸せだった。

由香里に感謝しつつも頑張って働いてお金を貯めて幸せになるんだ。

密かに思っていた。


一方、由香里は友達の彼だった智明に目をつけていた。

かっこいいし、公務員なら安定している。

なんとか間に入る方法を探していた。

親友だった友達は由香里に相談していた。

「もう、いつもサッカーばっかりで全然私の事ほったらかし。

 いやになるわ。」(元彼女)

「ほんま。ほんま。何考えとんやろ?もうやめて、違う人にしたら?

」(由香里)

「そうしよかな?」(元彼女・貴子)


一方友達の為といいながら、智明を呼び出していた。

「貴子ちゃん、可哀そう。真剣に貴方のこと思ってますよ。」

「このことは貴子ちゃんには内緒です。」

何度も呼び出しておいて一生懸命訴えた。本当に貴子を思ってるようにおもえた。

しまいには「貴子ちゃん何度もとめたけどもう気持ち離れみたいですよ。」{由香里}

「そうか」(智明)ここがチャンス。

「私、何度も会ううちに貴方のことが頭から離れないんです。これからも会ってもらえないでしょうか?」(由香里)

なんて友達思いで気持ちの優しい人なんだろう。智明は次第にひかれていき

同棲し、結婚までいたったのだ。

こういうわけだからわかって結婚したんで文句もいえない。


が、由香里にとって計算違いだった。

もっといろんなもの買えて贅沢できると思ったのに。

安定しているが結婚生活は苦しかった。

いっぱい物を買ってくれるかと思ったら、

自分が働いている分だけしか使えなかった。

チぇ 心の中で舌打ちをしていた。


でもこれが当たり前。若い時は給料もやすいが2人で同じ目標を持って

お金を溜めて幸せを築いていく。

それが幸せじゃないの?千影はそう思ってきた。

しかし由香里は違っていた。


いた。

ターゲットは慎二に定まった。

そうなるとそちらへ乗り換える準備をし始めた。

奥さんになればこっちのもん。

さあどうしようかな?

由香里は心の中で笑っていた。


すると智明に手紙が送られてきた。

内容は由香里が慎二に送ったメールだった。

由香里はびっくりしたが智明は自分を信じきっているので

騙せる自信があったから平気だった。

{そっか千影のしわざね。このことを利用できるわ。}由香里

智明はびっくりして由香里に聞いた。

「これ?何?」(智明)

「実は職場の奥さん変なんよ。私と先生を疑っているの。自分で作ったんでしょ。ありえへんわ?」(由香里)

驚いた風にいった。

「これ先生に言った方がいいのと違う?」(智明)

「いいんよ。ちょっと奥さん病気してから変だけど危害くわえないし、

おおげさにしたら働けなくなるでしょ?」(由香里)

「怖いから仕事かわったら?」(智明)

「ううん、大丈夫。せっかく慣れてきたから頑張るわ。」(由香里)

「大丈夫?心配やな?」(智明)

かなり智明は千影に頭にきていた。


今度は慎二に見せ、いかにも自分そのせいで離婚されそうだと言った。

慎二は千影のせいだと思い申し訳なく思った。

「いいです。いいです。私が先生を好きになったから悪いんだから。

 奥さんを責めないで」(由香里)


ちょっと智明考えて?

そんな変な奥さんいるとこなんで勤めなきゃいけないの?

へんでしょ。

なんで変わらないの?

そう千影は智明に言いたかった。


由香里は心のなかで笑っていた。

ばっちり。この先楽しみ。


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