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付き合い始め その1
由香里と付き合い始めてしばらく経った頃
千影は苦しくて仕方なかった。
その日も由香里とでかけていった、
もう我慢できない。
そう思った千影は祖母に電話をした。
「お母さん。話があるのですけれど。今からいっていいですか?」(千影)
「なんやのん? 慎二は?」(祖母)
「いません。私1人です。」(千影)
「怖いね。明日慎二と2人で来なさい」(祖母)
祖父と祖母にいってなんとかならないかと思ったけれど
拒否されたのであった。
2人は由香里のことを知っていたのだ。
年老いた両親は慎二に頭があがらなかったのだ。
結局 あきらめざるおえなかった。
せっかくやっと相談しようと思ったのに・・
千影はため息をついた。
相談できるところへもいった。
でも涙がでて泣いてばかりいた。
ダメだ。なんでこんなに涙ばかりでるんだろう。
全く相談にならなかった。
その頃千影はことあることに泣いていた。




