携帯
その頃、慎二は携帯をもっていたが
由香里とでかけるのにスマートフォンを2人で持つことにした。
祖父が亡くなってやりたいほうだい。
千影は「なんでスマートフォンいるの?必要ないやん?」と言っていた。
が、何も知らないので時代に取り残されるという慎二の言葉を信じて
納得していた。
でも、でも、おかしい。
中を見てみようと思った。
パスワードがかかっていた。
何だろう。適当に入れてみた。
ダメだ、
何回かいれると1分後に と表示がでた。
ああだめだ。
またいれると3分後に、 何回か入れると壊れてしまった。
慎二もまだ慣れてなく、千影は壊したと怒られた。
暫く我慢していたが絶対由香里と連絡し合いしてるんだ。
と思った千影は
ある酔って帰ってきた時さっと隠した。
「あれ、ないない。」(慎二)
大騒ぎをして探し始めた。
出してやるものか。千影は思った。
失くしたと思った慎二はまた新しく買ってきた。
「まただ。」(千影)
高いのに(千影)
由香里との連絡に必要だった。
なんでそこまでするんよ。千影は悲しかった。
存在がいやだった。
2人でやりとりし、遊びに行くときに使う。
美味しい店を探す。
なんなんそれ。楽しいでしょうね。
泣けてきた。
再度隠した。
が 「どこいった?どこいった?」
携帯で探し始めた。
「ブーー。ブーー」マナーモードの音が鳴り始めた。
「あっ、こんなとこにある」(慎二)
「隠しやがって」(慎二)
千影は隠していたが、音がなって見つけられたのである。
ちょっとびっくりしたように
「前のスマホもお前やろ!だせ!」(慎二)
かなり意外だったような顔をして言った。
「いやや、由香里とやりとりしとうやん。なんで出さなあかんの!」(千影)
男とはこういうものか?
やめてくれない。
自分は働いてるから何をしてもいいのか?
千影は無能だからどうでもいいんだ。
千影は苦しくなった。




