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真実の涙  作者: 千夏
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態度

あれ以来従業員の千影に対する態度が変わった。

いままでは暖かく千影をうけいれていたが冷たくなった。

きっとああいうことがあったからうわさがみんなにひろまったのであろう。

悔しい。

ホントのことはいえない。

千影にはいろんなことを話してくれる優しい従業員がいた。

でもその子の態度もかわってしまった。

由香里みたいに計算高く、ずるくできなかった。

そうだB子に話してみよう。

B子は由香里と同じくらいの年齢で、よく働きあの時由香里のそばにいた子である。

この子が{なんで奥さん嘘ついて返そうとするの?へんやわ。由香里ちゃん何もしてないのに。}

と思ってみんなにいいまわったのである。

慎二がちょうどでかけていない時間がある。

千影は慎二にわからないようにB子に電話をかけた。

「話があるので主人にはわからないように土曜日もどってきてくれない?」(千影)

「わかりました。」(B子)

B子もなんで嘘を千影がついたか聞きたいであろう。

土曜日B子がやってきた。

「まあ座ってよ。」(千影は椅子をすすめた。)

「由香里にうそをついたのは悪いと思っているけれどあの子に私ひどいことされてるのよ、」

(千影)

「何されていたのですか?」ちょっと不審そうなB子

「それはいえないけど。でもひどいことされたから帰ってといったのよ」(千影)

「よくわからないけど従業員が減って困るのは患者さまじゃないですか?」(B子)

「一番迷惑なのは患者さまじゃないですか?」(B子は強くいった。)

B子はすごく正義感の強いはっきりした人間であった。

B子は由香里のことどれだけしってるのかしら?

千影はわからなかった。

「そうだけど。由香里はいろいろ主人にいってるのよ?」(千影)

「はぁ?」(B子はこの奥さん訳のわからないことばかりいって何言ってるんだろう。

という」不審いっぱいの顔をしていた。

由香里は従業員のことをあれこれ慎二に報告していた。

もちろんB子に対する不満も言っている。

C子は由香里のことを信頼して由香里ちゃんご飯食べに行きましょ。

と誘い出しすごく仲良くなってルンルンで帰って行った。

由香里は相手に合わせる女優である。

でも由香里は内心では不満いっぱい。本当はC子のことが嫌いであった。

慎二やB子に不満をぶちまけていた。

B子は千影がいっている意味がきっと理解できないであろう。

千影はB子を信頼していた。

いうことや考え方がまっすぐできれいである。

ぶつかるのは自分の意見をいうからである。

いい人もどきの由香里とは大違い。


結局、由香里と仕事をすると差し支えるので

B子の時に仕事に入ってきたらいいという事だった。


言いたいけどいえない。

ずるい人間が得をするのかしら。

人生ってそんなもの?


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