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真実の涙  作者: 千夏
17/109

法事

少し追加しました。

祖父の法事をするときに親戚をよぼうという事になり

お返しを買いに行かなければならなかった。

この日、慎二は何かへんだった。

チーン 頭で音がなった。怪しい。

何か嫌だった。

千影は居ても立っても居られなくなり由香里のマンションまで行ってみることにした。

慎二に電話をすると買い物してるとのことだった。

由香里のマンションは

オートロックだけど他の人と一緒ならすぐはいれた。

多分慎二と一緒だからでてこないだろうなと思いながら

ピンポン ドキドキしながらベルをおした。

殺風景な家だった。新婚なのに花がないな。

「ハーイ」由香里の旦那の返事があった。

「うっ。」心の中でつぶやいた。

「由香里さんいらしゃいますか?」(千影)

「今。いないけど?」(旦那)若くて格好よかった。                           

「じゃあ。また来ます。」(千影)

といってエレベータ方へ逃げるように行くと

旦那もちょうど降りるところで、エレベーターで一緒になった。

(千影の持ってる紙袋を見て)「渡しておこうか?」(旦那)

「いえ、自分で渡すから結構です。」(千影)

微妙な沈黙が流れた。

外にでるとサッカーの友達がたくさん待ってた。


千影はふと思った。

なんで名前聞かないんだろう?

旦那にへんなメールが送りつけられたなら

変な人が来たのに普通でいられるかな?

あきらかに由香里が作りうそを言ってるんだ。

と思った。

千影は家に帰り「なんで法事の品物を由香里と買いに行くの?」

無性に泣けてきた。なんで、ひどいやん。

慎二にメールをした。

{1時間以内に帰ってこなければ鍵しめるからね!}

買い物の場所から帰ってこれる時間だった。

あと少しで1時間になろうというとき

10分前に電話があった。

りーん。

慎二だ。 でもわざとでなかった。言い訳するに決まってる。

「誠意があるなら帰ってきて。」心の中でつぶやいた。

でも帰ってこなかった。それから大分してから帰ってきた。

ピンポーン。

ドアホンがなった。「開けて。」(慎二)

千影はチェーンをかけ知らん顔をしていた。

電話がしつこくなった。

それでもでなかった。

30分ほどうるさかったが諦めてどこかに行ったみたいだった。

4時間ほどしてチェーンをはずしたが慎二の姿は見えなかった。

「あれ?どこかいったのかな」(千影)

千影はだいぶ冷静になっていた。

次の日の朝、やっと慎二がかえってきた。

家にはいるなり 千影のところにやってきて顔を1発ガンと殴った。

慎二は簡単に殴れたので意外だった。

よっぽど腹をたてていたのだろう。

「法事の買い物してて帰れなかったんや。」(慎二)

「由香里といっとったやないの、ひどいん違うん。」(千影は心の中でつぶやいた。)

よく平気にうそをついて人をなぐれるんやと千影は悔しさでいっぱいになった。


次の日 顔にあざができていた。

ひどい。つらい。不倫の相手と法事の品物を買いに行って祖父はよろこぶのかな?

ありえへん。

それって男の人って普通なの。

許せない。

気が治まらなかった。

思わず保険書を持ってとある医院に走っていた。

山本さん次どうぞ 名前を呼ばれた。

先生がにこやかに対応をしてくれた。

「どうしました?」

「主人になぐられたので証明書を出してほしいです。」

先生が一瞬ひるんだ。

あざをみて「他は大丈夫ですか?」いろんなところをみだした。

DVを心配していた。

他にあざのないことを確認してから

「じゃあ、出しますので待っていてください。」

心のなかでは派手な喧嘩、俺も気を付けようと思いながら平静をよそおった。

証明書をもらって千影は少し落ち着いた。

こうでもしなければひどすぎる。

心の平静がたもたれない。

千影は涙をそっとふいた。



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