表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

29/39

鬼信長その2

自室でくつろいでいる彩姫。

「魔生500年~んっぐ、ゲホっ。咽の調子がいまいち!綾姫!綾姫はおらぬか!」

城の庭園を歩き周り彩姫を探す鬼信長。

彩姫の脳裏にムツゴロウ状態でよーしよしよしと撫で回す鬼信長が思い浮かぶ。

「父上に見つかると面倒なのじゃ」

彩姫は深いため息をつき本当に嫌そうな顔をして

「レニーのところへ避難しに行くのじゃ」

転移魔法で転移する彩姫。

「殿、ミッキー様より上洛じょうらくの命が来ております」

家来と思わしき鬼の侍が信長の背後にひざまずく。

「捨ておけえと言ったでああろうがあああああ!」

怒りの表情で刀を抜き×印に何度も振り回す。空が曇り稲妻が走る。

発生した稲妻が家臣を直撃する。その場で絶命する家臣。

彩姫の部屋まで来た信長はまたもや丸いテーブルの上に置手紙を見つける。


最近はまっておりますチョコレートとかいう洋菓子です。

敬愛する父上、どうぞ召し上がってくだされ。綾姫より。


「おお、何と優しい子じゃ」

信長は嬉しそうにチョコレートをパクリ。

「今回は毒は入っておらぬようじゃが・・・」

その場で尻餅をつく信長。足の裏に刺さった何かを抜きならが

「ぬかったわ、テーブルの周りにまきビシがまいてあったとは。

 年頃の娘は難しい。部屋にまきビシをまくのじゃから」

ブツブツと言いながら

「綾姫、綾姫はいずこ~」

30分後。

本丸で左ひじを肘掛に乗せ斜めに座っている鬼信長の口の横から

白い泡が噴き出ている。

「年頃の娘は難しい。父親に時限式の毒を仕掛けるのじゃから」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ