26-テスト勉強②
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テスト週間3日目。今日も今日とて僕たちは4人で勉強をしています。変わったことは特にありませんが強いていえば蓮也が……
「なぁ委員長。これってどうやるんだ?」
「これは複素数を三角関数を使った表し方に直して……」
問題集をやり始めたことですね。昨日までは教科書やノートを使って基礎をやり直していましたが、ようやく問題が解けるレベルまできたようです。
なんでこんな言い方なのかと言えば蓮也の面倒のほとんどを錦田さんがやってくれているからです。最初は僕や弥恵もやると言ったのですが、本人がやると言ったので任せることにしました。
「ねぇかずくん。固体、液体、気体の3つが混在するところってなんて言うんだっけ」
「三重点ですね。蒸気圧曲線、昇華曲線、融解曲線の交点です」
「そうだった。ありがと」
ということで僕たちは2人で黙々と問題集を解きなおしています。授業の復習のために1度解いてあるので忘れているところが明らかになるんですよね。
と、それにしても既に勉強を初めてから1時間半過ぎですか。かなり集中してやれましたね。今日は蓮也も素直にやっていますし。
「一旦休憩にしましょうか。お茶を淹れてきます」
「じゃあカップとかは準備しておく」
「おっしゃー休憩だ!」
「頑張ったね、蓮也くん」
休憩を告げると蓮也が万歳してそのまま机に突っ伏しました。頑張ってましたし止めはしないんですが、問題集とかが下敷きになっています。分厚いチャートもあるのに痛くないのでしょうか。
「大橋くんはどう?」
「うーん、とりあえず赤点は避けられそうかな? 本人のやる気次第では平均点くらいまでいけるかも」
「そこまで望まないから遠慮する!!」
絶対嫌だと叫ぶ蓮也の姿を見てクスクスと笑う弥恵たち。あんなことを言っていますが蓮也なら錦田さんに言われればやると思います。
「紅茶です。クッキーもあるので一緒にどうぞ」
「サンキューな、一成!」
「大畑くんありがとう」
「ありがと」
「いえいえ」
紅茶をみんなに配り、席につくとみんなリラックスモードに。今日の体育は辛かったとか古文の先生のギャグがつまらなかったとか雑談が繰り広げられます。
「あー早く夏休みにならねぇかなぁ」
「少し前にゴールデンウィークだったからまだまだ先だよ」
「それに私たちは受験生。勉強第一」
「現実を見せに来るのやめてもらえます!?」
蓮也が夏休みを楽しみにしてますが今年は楽しく過ごせるのでしょうか。弥恵の言う通り僕たちは受験生ですし。何より
「2人は塾とか予備校に通わないんですか? 僕と弥恵は一人暮らし、というか2人で暮らしているのでお金とかを考えると行けないんですが」
「私はいいかな。塾とかで勉強するのも家で勉強するのも変わらないし。分からないことは学校の先生に聞けばいいからね」
優等生な回答の錦田さん。まぁ、彼女は確かに塾とか要らなさそうですもんね。逆に塾が必須だと思う蓮也はどうなんでしょう。
「俺も行かないぞ。前に映像授業を体験したけど3分で寝落ちしたしな!」
「それはどうかと思う」
「仕方ねえだろ。つまらなかったし」
問題児な回答の蓮也。確かに蓮也に映像授業は相性最悪ですね。せめて個別にすれば別かもしれませんが……
「なら夏休みも時々勉強会しますか。センター試験の模擬試験を一緒にやってもいいですし」
「いいね、それ。やっぱりみんなとやる方が楽しいし」
「勝負はしないぞ。だって俺が確実に負けるからな!!」
「それは威張ることじゃない」
蓮也は弥恵のツッコミも笑いとばすと楽しみだ!と1人テンションを上げています。それをニコニコ見ている錦田さんと呆れている弥恵。それでも楽しそうにしてるから夏休みに集まるのは良さそうですね。
「それに夏休みの前には球技大会があります。蓮也は楽しみなんでしょう? 僕はそう思いませんが」
「そうだったな! 最後の球技大会……絶対優勝してやる!」
「その前に中間テスト。なんなら夏休み前に期末テストもある」
「それを言うなよ!!」
球技大会に思いを馳せる蓮也を現実に引き戻す弥恵。漫才を見ているみたいでかなり面白かったです。




