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「遊び人×3を引いた10歳の俺、ジョブ統合で規格外になる」  作者: よっしぃ@書籍化
遊び人への弟子入り?

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88/157

第88話 鍛冶のレベルが上がっていく

3人には――

俺が打った短剣を持たせ、どんどんレベリングを――

行ってもらっている。

一方――

俺といえば、ひたすら鉄を錬成し――

鍛冶。

良質な鉄を――

用意し、ひたすら短剣を打っていく。

最初は――

思うように、打てなかった。

だが――

気が付けば、最初と比べ半分以下の時間で――

全ての工程が、終わっていく。

そして――

無駄に……そう、使い捨て前提で打っているにもかかわらず――

何故か刀身に文様が入っていたり、柄に細工があったり。

あれ?

無意識に――

何か、していた?


どうやら――

細工師というのがあって、ついついその細工師に――

ジョブチェンジを、し――

細工のスキルを、使っていたようで。

そして――

もう俺の足場には、短剣が所狭しと並んでいる。

【家】周辺は――

ダンジョンにもかかわらず、地面にアイテムを置いても――

消えない。

ダンジョンの中では――

一度獲得したアイテムは、暫く床に放置すると――

いつの間にか、消えてしまう。

しかし――

この【家】周辺には、そのルールが適用されないようで――

消えない。

ゴミが出れば……

まあ――

殆どゴミは出ない。

だが――

レベリングする時に道中捨てるか、大穴に落とすか――

している。


そんな事を――

考えていると、なんだか文様がうごめいて?

いる短剣が――

ある事に、気が付く。

あれ?

こんなの――

打ったっけ?

どうやら――

何かしら、恐らくは魔法の効果を――

付与してしまったようだ。

ありゃ――

これって投げナイフとしては、どうなのかな?

まあ――

収納かばんに、仕舞っておこう。

万が一には――

この付与された短剣が、役立つかもしれない。

そんな事を――

思っていると、3人が帰ってくる。

「デルク、無理禁止って言ったはず」

セシルは――

どうやらジト目で、俺を見ているようだ。


もはや――

あきれ果てた?

「おかえりセシル。食事が終わったら今度はこれを持っていくといいよ」

俺は――

足元の短剣を、見せる。

「次は一緒」

セシルが――

言う。

どうやら――

俺を、連れていくようだ。

「しかし時間が経つ毎に数が多くなっていくな。デルクの鍛冶スキルって相当上がっているんじゃないか? そろそろ鉄以外も打っていいんじゃないかい?」

レイナウトは――

事ある毎に、そう言ってくれる。

だけど――

まだ早いよ?

まあ――

ミスリルを扱って囲いは作っている。

なので――

ミスリルぐらいは、いけるかも。


「ねえデルク、何てもの作ったのよ? これ使い捨てにはもったいなさすぎるわよ?」

ロースが――

言う。

あ――

付与の短剣が、まだ残っていた。

「何か気が付いたら付与していたみたいなんだ」

俺は――

答える。

「気が付いたらって……これ付与だけじゃないよ? 何よこの柄。しかもこれ無駄に細工が凄いんだけど? こんな細工なのに何で握りやすいのかしら?」

ロースが――

驚く。

「何でだろう? 実用性を重視しつつ、見た目にも拘りました、みたいな?」

俺は――

答える。


「まあデルクが無理していないならいいんだけどさ。どうだ? そろそろ僕とセシルに実用的な剣を打ってくれないかい? 今持っているのは鋼の剣だけど、ここにはミスリルや、貴重な鉱物が沢山ある。今のデルクなら打てるんじゃないか?」

レイナウトが――

言う。

打てる可能性は――

ある。

だけど――

まだ命を預ける程のは、無理じゃないかな?

レイナウトの剣は――

鋼だけど、セシルのはあれミスリル製だからね。

それも――

何かしらの付与が、施されている。

「もう少しレベルが上がってからにしたいかな」

俺は――

答える。

「まあデルクが乗り気じゃないなら仕方ないけど、そろそろダンジョンを脱出する準備をしておいてもいいのじゃないかと思うんだ」

レイナウトが――

言う。


「だからって剣だけでは無理じゃない? 鎧に関しては全く用意できないよ。まあセシルは今の装備で何とかなりそうだけど、ロースのは無理だ。どちらかと言えば今着ているローブに何かしらの付与をすべきと思うけど」

俺は――

言う。

ロースは――

今レベリングで剣術を鍛えていて、身に付きつつある。

だけど――

本職は、後衛の精霊使い。

精霊を使役し――

精霊に色々行ってもらう、職業。

なので――

実際剣を自ら持って戦う事態には、ならないはず。

そうなる前に――

使役している精霊が、守護してくれる。

「それもそうだけど、じゃあロース、そろそろ本格的に精霊使いのレベルを上げていかないかい?」

レイナウトが――

言う。


「え? ここで? 精霊がなかなかいないのよ」

ロースが――

答える。

「土の精霊はどう? 土魔法は有効だし、きっと土の精霊は沢山いると思うんだ」

レイナウトが――

言う。

「うーん、土の精霊さんって恥ずかしがり屋でなかなか出てきてくれないよ?」

ロースが――

答える。

「そこは精霊使いの腕の見せ所だよ、多分だけど」

俺は――

言う。

精霊――

か。

どんな精霊が――

いるのかな。

俺は――

そう思った。

ロースなら――

きっと、大丈夫。

俺は――

そう信じた。

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