第81話 それぞれのレベル
休憩がてら――
家に、戻ってきた。
3人は――
休憩中。
俺は――
今、先程までレベルを上げたジョブを含め――
戦士・魔法使い・ヒーラー3つのジョブ、それぞれを比べていく。
ジョブ1 ジョブ2 ジョブ3
戦士 Lv6 魔法使い Lv6 ヒーラー Lv6
魔法使いLv3 ヒーラー Lv3 戦士 Lv3
ヒーラーLv3 戦士 Lv3 魔法使い Lv3
生産職は――
後回しだ。
そして――
今から行おうとしている事は、もしかしたら前例があるかもしれない。
だけど――
そういう資料は、ないようだ。
そもそも――
同じジョブを3回引き当てるという……
それ以前に――
3回もジョブを引く人は、滅多にいない……
普通は――
せいぜい、2回までなんだ。
だから――
俺のように3回もジョブを引く人は、滅多にいない。
そして――
未だかつて2回目のジョブで、最初のジョブと同じジョブを引き当てたという記録が――
残っていない。
なので――
3回とも同じジョブと言う記録は、どう考えてもないのだろう。
なので――
今から行う事は、前例のない未知の世界。
今から行ってみるのは――
3つのジョブを全て戦士にしてしまうと言う――
つまり、3つのジョブを全て戦士にした時の変化について――
確認しようという事。
結果としての可能性は――
いくつか、考えられる。
①同じジョブを選択した場合、第一ジョブのレベルになる。この場合レベル6。
②一番レベルの高いジョブとなる。この場合もレベル6。
③経験値が全て足されたレベルになる。この場合は……レベルが6とか7とか?
④レベルが加算される。この場合レベル12。
どうなるかは――
分からない。
だが――
もし4番なら、有り得ない強さになってしまう。
無い――
よね?
レベル10は――
もはや神と言われるような、強さらしい。
未だかつて――
聞いた事が、ない。
噂レベルで――
国王陛下と宰相閣下が10だとか。
眉唾物――
だが。
現実に――
レベル9ですら、国に数人いるかどうからしい。
それを思うと――
今の俺達の強さは、相当なものとは思う。
だが――
それでも、ダンジョン100層に通用するかは分からない。
さて――
他にも色々試したい。
だが――
まずは、戦士で。
「お、いよいよやるのかい?」
レイナウトが――
やってくる。
「うん。悩んでも考えても実際にやってみないと何とも言えないからね。ああそうだ、セシルはいるかな? 念の為回復魔法が使えるように待機してほしいんだ」
俺は――
言う。
「それは分かったが、そんなにも危険かい?」
レイナウトが――
聞く。
「どうだろう? もしかしたらあまりにも急激な変化に身体が付いていかない可能性もあるからね。あ、その可能性もあるからまずはジョブ2と3で試すか……」
俺は――
答える。
レイナウトが――
去って、セシルが駆けてくる。
そして――
レイナウトは、ロースと一緒に俺を見守るようだ。
「セシル、今から俺は前例のない事をやってみる。なのでどういう結果になるか分からないんだ。もしかしたら急激な変化に身体が付いていかず、回復魔法を使ってもらわないかもしれない。頼むよ」
俺は――
セシルに言う。
「……危険禁止!」
セシルが――
言う。
「ごめん、こればかりはどうしても試さないといけないんだ。まずはジョブ2と3の戦士レベルはそれぞれ3。まずはこれで試してみる。これが合わさって6になっても、ジョブ1は戦士レベルが6だからさほど負担にはならないはずさ」
俺は――
説明する。
「わかった」
セシルが――
頷く。
さて――
やってみるか。
じゃあ……
遊び人2のスキルを発動――
ジョブ2をチェンジ・戦士。
次に……
遊び人3のスキルを発動――
ジョブ3をチェンジ・戦士。
さて……
あ――
あれ?
何か――
変化は、ある?
<名前:デルク・コーネイン>
<種族:人間>
<年齢:12>
<性別:男の子>
<LV:7>
<職業:遊び人Lv6:遊び人Lv6:遊び人Lv6>
<選択職業:無し:戦士Lv3:戦士Lv3>
<力:D>
<体力:D>
<知力:A+>
<精神力:B+>
<俊敏:C>
<魅力:B>
<運:A>
<保有スキル>
鑑定 Lv6
鍛冶 Lv4
道具作成 Lv7
剣術 Lv3
投擲術 Lv2
採取 Lv7
採掘 Lv6
料理 Lv4
調理 Lv4
薬剤士 Lv2
空間魔法 Lv4
回復魔法 Lv1
水魔法 Lv2
火魔法 Lv2
風魔法 Lv1
土魔法 Lv3
錬金術 Lv5
付与 Lv5
これ以上の表示は不可
<特殊スキル及びギフト>
ジョブチェンジLv6・ジョブチェンジLv6・ジョブチェンジLv6
ジョブ2とジョブ3が一時的に統合されました。戦士レベル3+戦士レベル3
ジョブ統合 戦士Lv6となります。
<称号>
<所属>
無し
え?
レベルと――
レベルが、足される?
いいの――
こんなので?
俺は――
驚いた。
本当に――
驚いた。
まさか――
足し算になるとは。
これは――
凄い。
本当に――
凄い。
俺は――
興奮した。
レイナウトの――
提案。
試して――
よかった。
本当に――
よかった。
俺は――
そう思った。
だが――
まだ、試すことがある。
俺は――
覚悟を決めた。




