第80話 レベリングと共に検証
俺は――
出来上がったカバンを3人に渡し、荷物の入れ替え等をしてもらいつつ――
そのまま、家の中で休んだ。
本当は――
3人共、疲れてるはず。
だけど――
誰も俺が休む事に反対しないどころか――
早く行けと、突っついてくる。
レイナウトなんか――
本当に突っついてくるので、痛い。
「じー」
セシルが――
俺を、見ている。
……セシルさん――
なんで、そんなに俺を見ているの?
ヘルメット越しでも――
はっきり、わかるよ?
「無理禁止! 絶対ダメ!」
セシルが――
言う。
「うん、気を付けるよ。つい夢中になってね」
俺は――
答える。
「早く寝て」
セシルが――
命令する。
俺は――
ベッドに入る。
そして……
セシルさん――
何で、一緒に?
まあ――
その、器用だよね。
鎧着ながら――
ベッドで横になれるって。
不思議――
だな。
俺は――
そう思った。
俺が――
ある程度復活した頃、食事の用意が終わっていた。
今日は――
ロースが、作ってくれたようで――
「少しは腕が上がったね」
と――
レイナウトが、ロースを褒めていた。
「そう? まあセシルちゃんに色々聞いたんだけどね、ありがとねセシルちゃん」
ロースが――
言う。
「ん、おいしい」
セシルが――
答える。
俺も――
いただく。
「へえ、ズッキーニと魚って合うね」
俺は――
言う。
何せ――
魚エリアの上にあるのは、瓜エリア。
しかも――
ズッキーニが、生っている。
「デルク、成果が出ているようだな! 次はジョブチェンジしてレベリングに行くかい?」
レイナウトが――
聞く。
「そうだね、気になる事もあるからそうしたい」
俺は――
答える。
これで――
戦力アップになれば、いいけれど。
食事を終え――
魚エリアに、向かう。
相変わらず――
魚の当たりは、激しい。
だが――
俺の作った囲いは、改良済みの為か――
しっかりと、耐えている。
そして――
今まで――
①戦士②魔法使い③僧侶
にしていた。
だが――
これを入れ替え――
①魔法使い②僧侶③戦士
にして――
レベル上げだ。
流石――
レベル0からのスタート。
あっという間に――
レベル3まで、上がる。
ここまで上げたので――
今度は――
①僧侶②戦士③魔法使い
とし――
レベル3まで、頑張る。
そうそう――
回復魔法に関しては、怪我等の状態から魔法を使わないと――
どうやら、レベルが上がらないらしく――
こうしてレベルを上げても、スキルはレベル1のまま。
しかし――
回復魔法を使えば、今までの経験値が反映されて――
レベルが、上がる?
謎の――
仕様だ。
この辺りも含め――
要検討だ。
それに――
回復職は、セシルがいる。
なので――
俺の場合は、おまけ?
まあ――
セシルが怪我したらどうするんだ! となる。
だけど――
セシルの鎧って、可也防御力が高い。
なので――
そうそう怪我は……
今まで――
セシルは怪我をした事って、ない。
なので――
俺が回復魔法を用いて活躍する機会は、なかったんだ。
だからと言って――
敢えて怪我させるような危険は、冒せない。
暫くして――
レベル3になった。
なので――
今まで行った事がない生産職では、どうなるか――
を、実行する。
今まで――
セシルと俺だけだったので、危険が伴いできなかった。
だが――
今は、特にレイナウトがいる。
なので――
俺の守りも任せられるから、ジョブチェンジを。
付与と空間魔法――
そして錬成という、あまり戦闘に関係なさそうな職業。
あ――
付与って、もしかしてバフ効果で支援できる?
空間は――
もしかしたらレベルが上がれば、役立つかもしれない。
だが――
今は、単に空間を広げるだけのために活用中。
なので――
こちらも今後は、検討だ。
しかし――
人数が充実すると、ずいぶん楽になる。
俺が――
こうしてジョブチェンジをしながら、レベル上げができるのも――
4人で、行っているからだ。
ありがたい――
本当に、ありがたい。
俺は――
そう思った。
レイナウト――
ロース、セシル。
みんな――
いてくれて、ありがとう。
俺は――
そう思った。
4人――
なら、大丈夫。
俺は――
そう信じた。




