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「遊び人×3を引いた10歳の俺、ジョブ統合で規格外になる」  作者: よっしぃ@書籍化
遊び人への弟子入り?

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53/101

第53話 お肉エリアの確認です

 ある程度――

 果物を確保。

 ココヤシ以外にも――

 いくつかの種類の果物があり、それらを収穫し順次収納かばんへ入れていく。

 りんご――

 のような果物。

 なし――

 のような果物。

 バナナ――

 のような果物。

 色々――

 ある。

 ある程度――

 採った。


 次の階層に――

 向かってみようと考え――

「セシル、今から下の階層がどうなっているか様子を見ておこうと思っているんだ。何か牛などの獣がいると思うのだけれど、こんな下層だから上層とは比べる事の出来ない大きさ、強さじゃないかと思うんだ。決して戦わないで、暫くしたらこっちに戻ろう」

 俺は――

 セシルに言う。

「わかった。油断して怪我でもしたら問題だな」

 セシルが――

 頷く。

 どんな感じの魔獣がいるかわからないので――

 慎重に、階段を下る。


 階段を降りきる前に――

 一度、止まる。

 なにかこう――

 走り回っているような音が、そこかしこで聞こえる感じがする。

 ドドドドド――

 地面が、震えている。

 嫌な予感がしつつ――

 そっと、様子をうかがってみる。

 なんだか――

 やたら大きな牛? がのっしのっしと動いていて――

 後は、馬なのかな?

 とんでもない勢いで――

 走り回っているのが確認できた。

 速い――

 本当に、速い。


 一度――

 階段を戻り、セシルと相談する。

「今のどう思う?」

 俺は、聞く。

「馬がすごい勢いで走り回っていた。相当大きい。普通の3倍ぐらいの大きさに見える。しかも速い。あれにぶつかれば、大怪我」

 セシルは――

 馬が気になったようだ。

「確かにすごい勢いだった。それと牛? とんでもなく大きなのが、のっしのっしと動いてたような」

 俺は――

 牛の方が気になった。

 ここで――

 2人して、考え込んでしまう。

 あのまま――

 下に降りて、大丈夫なのだろうか?


 万が一があると困るので――

 俺は、魔法を使えるようにする。

「セシル、一度下へ降りてみよう。さっきのが俺達にどういう反応をするか確認しないと、今後どうすべきかわからない」

 俺は――

 言う。

「わかった。デルクに任せる」

 セシルが――

 答える。

「万が一の時は迷わず階段を使い上へ逃げよう」

「わかった」

 セシルが――

 頷く。


 もう一度――

 階段を下る。

 ゆっくりと――

 慎重に。

 そして――

 多分、77層に到達。

 そこは――

 広い牧草地帯。

 見渡す限り――

 牧草が茂っている平原。

 そこに――

 沢山の牛が、見える。

 今は――

 近くにいないようだが、遠目に何かすごい勢いで駆けている馬?の集団が。

 さっきの馬体から想像すると――

 確かに、すごい勢い。

 俺達が――

 全力疾走するのとは比べるまでもなく、あれに当たれば無事では済まないなあ、と思う。


 そして――

 少し進んでいくと……

 あ――

 牛と、目が合ってしまった。

 周りには――

 その牛だけ。

 一頭だけなら――

 何とかなる?

 そう思ってたのだが――

 その牛、すごい勢いでこちらに突進してくる。

 いやいや――

 あの大きさで突進され、ぶつかったりでもしたら――

 たまったものじゃない。

 俺は――

 咄嗟に土魔法で壁を作ろうとしたが、間に合わず――

 幸か不幸か、牛のお腹に土魔法の壁?が盛り上がって――

 牛の足が、地面から離れていく。

 浮いた――

 身動きが、ある意味できなくなった牛。


 あ――

 これなら、仕留められる?

「セシル、今のうちだ、こいつを仕留めよう」

 俺は、叫ぶ。

「わかった。しかし大きいな」

 セシルが――

 剣を構える。

 俺は――

 もう一つのジョブを戦士にし、剣を構える。

 セシルも――

 剣を構え、それぞれ牛の首に剣を振る。

 ガキン!

 か……硬い!

 石を叩いているようだ。

 俺の剣は――

 弾かれた。

 だが――

 セシルの剣は、牛へ確かなダメージ――

 つまり、皮を切ったようで、血が流れる。


 流石――

 剣術Lv6。

 セシルは――

 違う場所にも切り込みを入れてくれた。

 なので――

 俺は、その切れ込みに向かって剣を突き刺す。

 硬いのは――

 皮だけだったようで、剣は切れ込みにすっと入っていく。

 セシルも――

 同じように剣を突き刺し、何度か繰り返すうちに――

 牛は、絶命した。

 すると――

 大量の肉と皮を、ドロップ。

 急いで――

 収納する。

「セシル急ぐんだ。どうやら他の牛が来たようだ」

 俺は――

 叫ぶ。


 見ると――

 すごい勢いで牛が何頭も突進してくる。

 ドドドドド――

 地面が、激しく震える。

「わかった!」

 セシルも――

 ドロップアイテムを回収したようで――

 俺達は、階段に急ぎ戻って駆け上がる。

 流石に――

 階段は登ってこないようで、階段付近は凄い事になっているが――

 あんなに凄い数は、相手にできない。

 こうして――

 辛うじてではあるが、1頭を狩る事が出来た。

 きっと――

 たまたまなのだろう。


 あんなに複数の牛が一度にやってきたら――

 どう対処すべきか。

 そして――

 俺の剣では、皮にダメージを――

 切れ込みを入れる事すら、できなかった。

 セシルが居れば――

 何とかなる。

 だが――

 これは今後、考えないと。

 セシルに――

 頼りすぎては、いけない。

 俺も――

 もっと強くならないと。

 俺は――

 そう思った。

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