表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「遊び人×3を引いた10歳の俺、ジョブ統合で規格外になる」  作者: よっしぃ@書籍化
遊び人への弟子入り?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

248/298

第248話 選定板を解析する

「選定板って教会にしかないのかな?」


 ふと気になったので、つい言葉にしてしまいました。


「修道院にはなかった。」


 司祭は選定板を使って選定及び転職を行っている、でよかったよね?

 一度教会へ向かいますか。


 ……


 教会へ入ると、違和感を覚えます。

 教会の関係者がいないんです。

 いるかもしれませんが、教会の人が着ている服装とは全く違う……冒険者の姿そのものだったからです。


「あの、こんにちは。」


「やあ、どうしたんだい?転職かな?」


 俺の知らない人ですが、遊び人ですね。さきほど言っていた、教会の業務を引き継いだ遊び人部隊の面々でしょう。


「あの、俺も遊び人なんです。一寸選定板で試したい事があって。」

「ああ?もしかして司祭にジョブチェンジできる?」


「ええ。既にレベル5を超えてます。」

「それはいいなあ!ただねえ、選定板って何故か固定されているんだよね。それでよければ見ていくがいいよ。」


 あれ?そんなのでいいの?思ったより気軽に通してもらえました。


「これね、硬くて陛下ですら壊せなかったんだよね。」

「え?そうなんですか?というか陛下これ壊そうとしたんだ。」

「それに宰相閣下も魔法を打ちまくってね。周囲の被害を食い止めるのに難儀しちゃったけどね、あれで国の中枢なんだからもう少し考えてほしいよね。」


 宰相閣下も賢者なのに周りの事を考えていないんだ?トゥーニスさんが言っていた悪童という言葉がわかる気がします。

 陛下も宰相閣下も、ダンジョン外でも変わらないんですね……。


「では見させてもらいます。」


 俺は商人にジョブチェンジをし、鑑定します。


【選定板】

【職業を選定する時に使用する板。転職にも同様に使う。素材:ミスリル オリハルコン 魔石】


 オリハルコンを使ってるんだ!だから動かせない?

 オリハルコンは重いんです。

 但し精霊との相性抜群で、精霊に頼んでオリハルコンの重量を調節してもらうんです。

 そうしないと重くて持てないんです。

 俺も最初は知らなくて、普通に拾っていたんだけど、これって精霊が助けてくれていたんだよね。


 ありゃ……なんだか作り方まで頭に入ってきます。

 どうやら解析してしまっていたようです。

 あれ?あれれ?これならできそうだよ?


 これなら何かする前に選定板を作っておけば、いつでもどこでも試す事ができそう。しかも人の目を気にしないで済む。

 思いがけない収穫でした。


「あ、ありがとうございます。一寸他にもしたい事があるのでこれで失礼します。」

「そう?まあ使い方がわからなければまた来るといいよ。」


 俺は3人に何も言わずに出ました。3人共何も言わずに従ってくれています。

 こういう時の3人の信頼が、ありがたいです。


「選定板を再現しようと思うんだ。」

「選定板を?できるのかい?」

「鑑定したらできそうだった。もしできれば人目を気にしなくて済むからね。」


「それはいいな。で、何処で作るんだい?」

「それも人目が……拠点でいいかな。」

「結局ダンジョンへ逆戻りか。まあそれもいいさ。選定までにやれる事は全てやっておいた方がいいからね。」


 この後4人で拠点へ移動しました。

 まさかダンジョンで選定板を作ることになるとは、最初は想像もしていませんでしたが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ