第245話 他にもステータス補正のアイテムがある
先程調べたラックの補正アイテムですが、ネーミングとその鑑定結果の意味不明さは別として、他にあったのは腕輪やネックレス、そして一番多いのが何故か指輪だ。
魅力が上がるものもあるけれど、魅力ってどう影響するのかな?
知力が上がるイヤリング……耳に着けるの?冒険者としてはどうかと思うけれど、戦闘中に外れたりしないのだろうか。しかしよく考えたら、戦闘中にも外れないようにする事自体を作れそうな気もするし、鑑定を先にしてから判断した方がよさそうだ。
それと同じく知力が上がる眼鏡。フレームだけだけれど、これを装着すれば知的に見える?リニさんが商人ギルドでメガネをかけていたけれど、もしかしてそういったアイテムだったのだろうか。なんとなく納得がいく気もする。
何でこんなの所有していたのかな?どこで手に入れたか覚えがない……どこだっけ?
まあ本当にセカンドジョブを目指すなら、念の為に装着するのもあり?
俺が選定を受けた当時のステータスに近い状態へ近づけるってありかな? ただそれが有効かどうかも分からないし、試してみるしかないのだが。
しかし実際遊び人を引き当てるのがどういう状況なのか分からないんです。
単にステータスかもしれないし、特定のステータスが高くないといけない?若しくはその逆?
そもそも、俺が3つ連続で遊び人を引き当てた理由が分からない以上、何かを再現しようにもどこから手をつけていいのか。
これ遊び人のステータスを調べればわかるのでは?
後で陛下にお願いしよう。
次にしておきたい事、それは司祭になってレベルを上げておく、というもの。
「デルク、司祭になっておくのかい?」
「そのつもり。もう少し時間に余裕があればいいんだけどね。」
ここは俺だけで100層へ向かい、レベリングするしかない?
その前に陛下達を92層に……そこでやってもらえれば?
セシル達にもいずれはやってもらいたいけれど、その前にできる事はしておきたいし。
で、待ちきれなくなったのか、陛下が声をかけてきます。
「そろそろ余も下層へ向かいたい。どうだ?ここでは余はレベリングできぬのであろう。」
「わかりました。恐らく陛下の実力をもってすれば90層付近まで行けるでしょう。」
……
かつて陛下達は67層で魚エリアでダメージを受け、そのせいで70層までしか攻略できなかった。
だが今回は囲いで移動する事によりノーダメージで魚エリアを攻略。
万全の状態で挑んだボス部屋はあっけなく終了。
その後も快進撃は続き、90層のボス部屋ですら殆ど時間をかけずに攻略したのだった。
囲いの偉大さを改めて実感します。陛下も宰相閣下も、これほどの実力がありながら以前は魚エリアで足止めされていたのだから、装備と方法さえ正しければ実力の発揮される場所が変わるものだと。
「いよいよ92層じゃな。」
因みに90層までの魔物は陛下のレベリングの役には立ちませんでした。
陛下はどこでレベル10までレベルを上げる戦いをしたのでしょうか?
陛下だけではなく宰相閣下もですが。
因みに今回は一切素材を確保していません。
それは別の機会で、とお願いしています。今回はあくまでレベリングが目的ですから。
そのせいもあって92層までは早かったんです。但し食材の確保という事で、多少は収穫していました。まあ戻ればいいのですけどね。
で、92層にやってきたのですが、魚の動きは67層のそれとは段違い。しかも大きさもでかい。
人の何倍もの大きさの……あれは魚なのでしょうか?そう思わないでもないのですが、魚が泳ぐ姿って見た事がないので分かりません。海というものを見た事がないので当然なのですが、こんな場所で遭遇するとは。
そして今陛下達は囲いの中で完全に籠っています。
「凄いのうデルク!経験値が入ってくるのがわかるぞ!」
陛下が嬉しそうにしているのは良かった。
あとはこの調子でしっかりレベルが上がってくれればいいのですが。




