第226話 再びダンジョンへ
その後も何やらダンジョンで得たドロップアイテムの話になったのですが、まだ自分自身でも何がいくつあるのか全く把握できていないので、これに関しては暫く猶予を貰う事にしました。
ただ、ドラゴンの肉があるなら鱗もあるのだろう?と言われ数枚取り出したら、
「おおう!これほどの数の鱗が……あ、何をするのじゃ!」
何故か女性陣が奪っていきました。
「では精霊さん、お願いしますわね。」
『任すのじゃ!素敵な下着に仕立て上げるのじゃ!』
「ふふ!期待しますわ!」
え!?防具ではなく下着?
ドラゴンの鱗で下着を……なんというか、発想が違いますね。
まあ俺には関係ない話ですが。
一寸想像できないのですが。
まあ訳の分からない出来事もありましたけれど、日を改めてダンジョンに向かう事になりました。
「セシル、折角脱出できたのに、またダンジョンなんだ。」
「デルクと一緒に居られるのであれば何処でも構わない。」
「ごめんね。だけど今回は拠点も使えるから、そう悪くはないと思うんだ。」
「そ、そうだな。拠点でデルクと……」
えっと、何故か顔を真っ赤にしているセシルなんだけど、どうしたんだろう?
きっと興奮しているんだね。やっぱり戦闘職だとダンジョンだよね!みたいな?
まあ翌日になったら落ち着くと思うし、今はダンジョンの事だね。
遊び人部隊の実力がよくわからないから、それなりの装備を準備しておかないと。あれ、もしかして皆さん自前で用意してくれるのかな?
まあ装備に関しては何も言ってなかったし、そもそもどういった職種の人が来るのか、また得意な職がわからないから、任せるしかないよね。
あ、でも遊び人なんだよね。遊び人ならその時々で必要な職に変えられるか。なるほど。
……
翌日、ダンジョンの前へやってきました。
セシルは久しぶりに神聖騎士の装備で身を包み、やる気に満ちています。
ロースはローブに身を包み、既に精霊が護っています。
そしてレイナウト。
レイナウトは魔法戦士なので剣と魔法が両立できるよう、ある程度動きやすい軽装鎧に両手に剣を装備しています。
あれ?二本ある?
「もともと僕は二刀流だったんだ。今回はこれで行く。」
レイナウトはダンジョンでは剣で戦いつつ魔法を使った戦いにもある程度慣れ、コツも掴んだのか本来のスタイルである二刀流で今回は挑む様子。
頼もしいですね。
あー俺はどうしよう。
一応自前の鎧はダンジョンで作りました。
ある程度防御力を犠牲にしてでも動きを阻害しないような造りになっています。
そして剣。これもダンジョンで打ったやつです。
俺も何か課題を設けた方が良いのかな?
何かのジョブ縛り?
3つのジョブを同じにしないで挑むとか?
結局俺の戦い方ってサードジョブでのごり押しだからなあ。
実際ジョブ縛りでセシルやレイナウトと戦えば、剣の腕前では到底かないませんし。
まあそれは一緒に潜るメンバー次第かな。
そう思って待っていると、あれ?20名って聞いていたんだけど、多いよ?
30名近いんだけど何で?




