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「遊び人×3を引いた10歳の俺、ジョブ統合で規格外になる」  作者: よっしぃ@書籍化
遊び人への弟子入り?

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第148話 ギルドマスターとの対面

「有り得ん!」

……受付のお姉さんが――

出ていったと思ったら――

何やら小太りなおじさんを、連れて戻ってきた。

だけど――

このおじさん、何も言わずに――

俺と、セシルのカードを見て――

そんな一言。

「何の冗談だ!」

いやいや――

いきなり有り得んとか、何の冗談とか――

そっちの対応が、有り得ないんだけど。

で――

横でお姉さんが、オロオロしながら――

「ギルマス、流石に挨拶もなしでは失礼ですわ」

お姉さんが――

言う。

「あ? 何でこんな見習いに挨拶なんぞする必要があるんだ!」

おじさんが――

言う。


「そうは言ってもこのレベルですよ? しかも……」

お姉さんが――

言う。

「くそ! 司祭様に託されたこの街を! 何で遊び人如きがこのレベルなんだ!」

おじさんが――

叫ぶ。

うーん――

どうやらギルドの……ギルドマスターかな?

彼は――

俺の事を、よく思っていないよう。

「いけません! それではギルドの立場まで悪くなりますわ!」

お姉さんが――

言う。

「くっ! そうだった。今は耐えなくては。あのバカ貴族のトゥーニス如きに……いやそうだ、今は司祭様が戻られるまで耐えねば。くそ! おいそこの! 俺様がギルドマスターだ! 何だこのレベルは! ふざけているのか?」

ギルドマスターが――

言う。

何でしょうか――

この人。


「カードに不正が?」

俺は――

言う。

こんな人に――

挨拶なんか、したくもない。

「カードに不正はない! しかしなんだこのレベル9とか! 見習いに達成できるレベルではなかろう?」

ギルドマスターが――

言う。

「僕はダンジョンで遊び人狩りに遭いました。3年程前です。そしてここに居るセシルは神聖騎士ですが、やはり3年程前に遊び人狩りで遊び人を追い立てるパーティーメンバーに無理やり遊び人狩りの片棒を担がされそうになり、そして理由は定かではありませんが、最後は僕目がけて大穴から突き落とされたんです」

俺は――

答える。

「は? 遊び人狩り? 3年前! ああ! お前あの時生き残りやがったのか!」

ギルドマスターが――

叫ぶ。

ギルドも――

遊び人狩りに、加担していたんでしょうか?


「そうですよ。かなり下まで落ちましたが何とか魔法を駆使し、安全地帯に辿り着き、こうして生き延びたんですよ。詳細は省きますが」

俺は――

答える。

「何故だ! あの時更に1ヶ月は魔法陣を使えないようにしていたんだぞ! それにだ! 今や商人ギルドなんぞに籍を置いているあの遊び人共! あいつらも無事逃げおおせやがって! 今からでも遅くない! ここで死ね!」

ギルドマスターが――

叫ぶ。

「いけませんギルドマスター! この街に今レベル9とレベル8を相手に挑んで勝てる冒険者は皆無ですわ!」

お姉さんが――

止める。

駄目だ――

この人。

そして――

この街に居ても、碌な事がないな。

どうして――

ヴィーベさんと、リニさんは――

この街に、居続けるんだろう。


「あなたも遊び人狩りに加担していたんですか?」

俺は――

聞く。

「あ? それがどうした! 当時のギルドマスターの命令でな! まあ率先して参加していたが後に当時のギルドマスターはダンジョンで大穴に落ちて死んだ。その後釜がこの俺様だ!」

ギルドマスターが――

答える。

「そうですか。ギルドは冒険者に対し公正だと思っていたのですが違ったのですね。仕方がありません。王都へ向かいこの事をトゥーニス伯爵に知らせ、国王陛下に報告していただきます」

俺は――

言う。

「何! それはいかん! いかんぞ! そんな事はさせん!」

ギルドマスターが――

叫ぶ。

「ではどうするんですか?」

俺は――

聞く。

「ぅ……うわあああ! 司祭様あ!!!!!」

ギルドマスターが――

叫ぶ。


ギルドマスターは――

突然錯乱し、走り去っていった。

残った――

3人は、茫然と見送るしか――

できない。

「お騒がせいたしましたわ。申し訳ありません。前からあまりよくない人だったのですが……結果は御覧の通り、これでギルドから邪魔者が消えました。感謝いたしますわ。申し訳ありませんが副ギルドマスターを連れてきますので、もう暫くお待ち下さい。とんだ茶番をお見せしましたわ」

お姉さんが――

言う。

そう言って――

受付のお姉さんは、去っていった。

だけど――

一体なんでしょうか、今のは。

「デルク今のはどういう事だ?」

セシルが――

聞く。

「セシル、僕にも分からないよ。ただ言える事はさっきのギルドマスターはギルドでもよく思われていなくて、何故か僕と接して錯乱してしまったみたいだね。受付のお姉さんも彼の事をよく思っていなかったのかわからないけど、錯乱して出ていった彼を追おうともせず邪魔者とさらっと言っていたし……何だろうね?」

俺は――

答える。


結局――

俺達は、さっきのギルマスさんを――

追い出すために、利用されたの?

全く――

状況が、つかめないんだけど。

そして――

暫くして、今度は――

やたら背の高い女性を伴った、受付の女性が――

戻ってきて――

部屋に入るなり、2人していきなり――

土下座を、始めたから――

驚いちゃったよ。

「先程は申し訳ございません! 私マウト・ハーンストラと申し当ギルドで副ギルドマスターを務めております。以後お見知りおきを。そして、よく帰還なさいました! 当ギルドはお二人を歓迎いたしますわ!」

女性が――

言う。

誰か――

この状況を、説明してくれませんか?

ギルドマスター――

有り得ん、冗談だ。


挨拶もなし――

失礼だ。

司祭様――

託された街。

遊び人如き――

このレベル。

バカ貴族トゥーニス――

そう呼んだ。

カードに不正――

ない。

レベル9――

見習いに、達成できない。

遊び人狩り――

3年前。

生き残った――

俺。

1ヶ月――

魔法陣、使えないように、した。


商人ギルドの遊び人――

逃げおおせた。

ここで死ね――

そう言った。

レベル9とレベル8――

勝てる冒険者、皆無。

駄目だ――

この人。

遊び人狩り――

加担していた。

率先して――

参加していた。

王都へ――

報告する。

いかん――

させん。

錯乱――

して、逃げた。


邪魔者――

消えた。

感謝する――

そう言われた。

副ギルドマスター――

連れてくる。

土下座――

始めた。

マウト・ハーンストラ――

副ギルドマスター。

歓迎する――

そう言われた。

状況――

わからない。

利用された――

のか?

誰か――

説明してほしい。

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