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「遊び人×3を引いた10歳の俺、ジョブ統合で規格外になる」  作者: よっしぃ@書籍化
遊び人への弟子入り?

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141/154

第141話 白いワンピースの少女

宿で――

部屋を確保、食事をした後――

俺は、つい安心したのか――

どうやら、寝てしまったよう。

気が付けば……

驚きの、朝!

俺は――

急いで部屋を出て――

洗面所で顔を洗い、桶に水を貰い――

部屋へ、戻る。

そして――

火魔法で少し、桶の中に入っている水を温め――

綺麗な布で、体を拭いていく。

浄化と言う――

魔法が、ある。

だが――

何時も、セシルに任せていた。

なので――

自分では殆ど、使った事がない。

えっと――

なんのジョブで、出現するのだったかな?


生活魔法に――

分類される。

だが――

治療にも使い、そして浄化と言うのは……

そうだ――

アンデットにも、効果がある。

なので――

あれ?回復職……

俺は、ヒーラーを選択している。

だが――

そうだ、ヒーラーなら持っていたっけ。

ああ――

なんだか頭が、ボケボケ。

何で――

こんな事を、思い出せないんだろう。

そうそう――

体を拭いたのは――

浄化では、確かに綺麗になる。

だが――

寝ている身体を、目覚めさせる意味がある。

なので――

洗顔もそうですが、魔法だけに頼らずに――

行うんです。


そして――

俺は、食事を貰おうと――

宿に常設している食堂に入り――

食事を、お願いする。

勿論――

1週間分の代金は、払っている。

なので――

朝夕は、食べないと損をする。

だが――

これに関しては、出掛けている場合に――

わざわざその為だけに、急いで戻る必要も、ない。

それに――

今更お金に関して、そこまで考える必要も、無い。

なので――

本当は、どうでもいい。

だが――

中々、そこまでの切り替えが、できない。

俺は――

急いで食事を頂き……

流石は――

本職、美味しい……


ダンジョンだと――

食材に偏りが、あったうえに――

調味料も、限られていて――

数日もすれば、同じメニューの繰り返しに――

なってしまう。

なので――

宿での食事は、久しぶりに違うメニューで――

ちょっと、うれしかったりする。

「そんなに急いで食べなくてもまだたっぷりあるんだから!」

宿の奥さんが――

声をかけてくれる。

だが――

「いやあ、美味しくってつい。それにダンジョンでは食材と調味料の種類に限りがあったので、こうしてダンジョンで食べられなかった食べ物が目の前にあると、なんだか嬉しくってつい」

俺は――

答える。

「そうかい! まあデルクにそう言ってもらえるとこっちも嬉しいよ!」

宿の奥さんと――

会話をしつつ、食事を終え――

部屋に、戻る。


そして――

俺は、セシルと待ち合わせをしている場所である――

ギルド……冒険者ギルドに向かうべく――

部屋で身支度を整え、出発する。

そうそう――

今日は、私服。

ダンジョンでは――

軽装の鎧を、常に着込んでいた。

だが――

街中で鎧は、必要ない。

なので――

収納かばんに、仕舞っている。

勿論――

武器も必要ないはず。

だけど――

何かあるといけない。

なので――

基本、前衛の冒険者は――

武器を携行している事が、多く――

ショートソード等を、腰に装着してたりする事が多い。

そして――

魔法を扱う後衛等は、杖を所持している。


遅れた!

と思いつつ――

急ぎ、冒険者ギルドへ向かう。

だが――

どうやら、まだギルドの建物の近くには――

セシルと思われる人の姿は、見かけない。

ギルドは――

大通りに面していて、近くは広間になっていて――

ベンチなんかも、用意してある。

俺は――

ギルドの入り口が見える場所に、腰掛け――

落ち着く。

ふと――

周りを見渡すと、用意しているベンチには――

数人が、腰かけて――

それぞれ待ち合わせなのか、休憩しているのか――

座っている。

そして――

その中で、俺は1人の少女に――

目が釘付けに、なってしまった。


1人――

ベンチに、座っている。

だが――

背筋をピンと張った、なんというのかな?

凄く――

姿勢が、いい。

そして――

身動き1つせずに、前を見つめている――

その顔。

因みに――

その少女は、座っているので――

わかりにくい。

だが――

白いワンピースを、着ているよう。

見事な――

ロングの金髪が、背中から――

ベンチのシートへ届くほどの、長さで――

とても、綺麗。

そして……

驚く事は、その顔。

失礼と――

思いつつ、思わず――

見惚れて、しまった。


完璧と――

言っていいほど、整った顔立ち。

座っている姿勢が――

あまりにも見事。

なので――

それと同じく、凛とした表情が――

何やら神々しささえ、感じてしまう。

それに――

俺より年下かな?

体つきは――

小柄なように、感じる。

ひょっとしたら――

有り得ないほど脚が長くて――

俺より背が高い可能性も、ある。

だが――

スカートから覗く、その脚は――

流石に人外とまでは、言わない……

ように、見える。

は!

俺は――

何を考えているのだろう。


セシルと――

待ち合わせなのに、他の女性に――

目移りしてしまうとは――

俺は、最低。

俺は――

もう少しその少女を、見ていたいとも思った。

だが――

流石にこれ以上は、失礼と思い――

正面を見据え、セシルを待つ。

しかし――

来ないなあ。

朝――

目覚めた。

遅れた――

急いだ。

洗顔――

した。

体――

拭いた。


浄化魔法――

セシルに、任せていた。

ヒーラー――

持っている、はず。

頭――

ボケボケ。

食事――

美味しい。

ダンジョンより――

ずっと、美味しい。

私服――

着た。

鎧――

仕舞った。

武器――

腰に、つけた。

ギルド――

向かった。


セシル――

いない。

ベンチ――

座った。

少女――

見つけた。

白いワンピース――

綺麗。

金髪――

長い。

姿勢――

いい。

顔――

完璧。

見惚れた――

失礼だと、思った。

セシル――

待ち合わせなのに。

最低――

俺は、最低。

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