第139話 お金の価値
● 作中のお金の価値について ●
銅貨1枚:100円(百円)
銀貨1枚:1,000円(千円)
小金貨1枚:10,000円(一万円)
金貨1枚:100,000円(十万円)
大金貨1枚:1,000,000円(百万円)
白金貨1枚:10,000,000円(一千万円)
大白金貨1枚:100,000,000円(一億円)
概ねこのような感じと思って下さい。
今回のミスリルのインゴット、1キロを100本。
因みにデルクは勘違いしています。ミスリルの買取金貨1000枚=1億円と思っているようですが、実際は大金貨1000枚の提示です。
つまりミスリルのインゴット1個あたり大金貨10枚=1000万円です。
なので実際の買取は1000万円×100本=10億円です。
つまりミスリル1キロ当たり1000万円です。
因みに鉄は1キロ当たり50円ほど……
チタンは200円。
ミスリルは金より高いですね。
金は概ね1キロ500万円ほど。
オリハルコンやらアダマンタイン、ヒヒイロカネだと、ミスリルの数倍から数十倍の相場でしょう。
後白金貨はあまり取引がありません。ほぼカードでの入金になります。
分かりにくいかもしれませんが、もはや細かいお金を考える事をしなくてよくなったデルクなので、この表も今後はあまり意味を成さないかもしれません。
● 以下本篇をお楽しみください。 ●
俺は――
カードに入金があったので――
その残高を、見て……
あれ?
桁が――
違うよ?
だって――
金貨1000枚の、はずが――
【残高】
大金貨:999枚
金貨:13枚
銀貨:77枚
と出ているんです。
あれ?
以前の――
カードの残高は――
金貨:5枚
銀貨:7枚
銅貨:3枚
だったと思うので――
あれれ?
あれ?
金貨100枚の――
買取じゃないの?
何で――
大金貨999枚……まあ1000枚だよね?
「ヴィーベさん! 買取価格が間違っています! 桁が違いますよ?」
俺は――
言う。
「あ? 何言ってんだデルク? お前話聞いてなかったろ? なんだか心ここにあらずだったから俺の言葉を聞き間違えたんじゃねえのか?」
ヴィーベさんが――
言う。
「まあ待ってよ。デルク見せて……合っているわよ」
リニさんが――
言う。
どうやら――
俺は、ミスリルの買取価格が――
思っていたより、高かったので――
ヴィーベさんの言葉が、半分頭の中に――
はいらなかったよう。
しかも――
その金額は、更に俺の想定より――
高かった、訳です。
「商人ギルドならこんなのへでもねえぜ! 俺でさえこんな高額な取引任せてくれるんだしさ……まあこの鑑定プレートで鑑定してしまえば後で分かるから不正出来ないし、いいんだよ」
ヴィーベさんが――
言う。
「ふ、不正ですか?」
俺は――
聞く。
「そうよ、冒険者ギルドで一部の幹部がやっているけれどね、冒険者から不当に素材を……相場より遥かに安い値段で買い取り、それを高値で売り捌く輩がいるのよ?」
リニさんが――
言う。
うわあ――
どこにでもいるんだね、そんなの。
「まあだからこその商人ギルドさ。商人ギルドのモットーは【信用第一】だからな。因みに次は【時は金なり】だ」
ヴィーベさんが――
言う。
信用第一は――
分かる。
だが――
時は金なり?
「ほら、時間ってお金で買えないでしょ? どんなお金持ちでも失った時間は取り戻せないから。まあその代わり人にやらせて時間を有効利用するお金持ちはいるんだけどさ」
ヴィーベさんが――
説明してくれる。
ご尤も――
そうだね。
「明日も俺達はここにいるからさ、夕方でいいから来いよ! 明日の仕事が終われば休みなんだ。ゆっくり話を聞きたいしさ!」
ヴィーベさんが――
言う。
ヴィーベさんと――
リニさんの2人。
だが――
明日の夕方、ここでまた会う約束をし――
俺は、大金をカードに抱き――
一度、この場を後にする。
取り敢えず――
寝床を、確保しないと。
本当なら――
お世話になった、トゥーニスさんにも――
挨拶をしたい所。
だが――
王都にいるのでは、今すぐは無理。
ですが――
まあ、その辺りは――
ヴィーベさんが、連絡は取れるらしい。
なので――
俺が無事ダンジョンから戻った事は――
知らせてくれるよう。
大金貨――
999枚。
金貨――
13枚。
銀貨――
77枚。
桁が――
違う。
金貨1000枚――
だと思った。
でも――
大金貨、1000枚。
10億円――
らしい。
聞き間違えた――
心ここにあらず、だった。
想定より――
高かった。
不正――
冒険者ギルドで、ある。
相場より――
遥かに安く、買い取る。
高値で――
売り捌く。
商人ギルド――
信用第一。
時は金なり――
時間は、買えない。
明日――
夕方、また来る。
ゆっくり――
話を、聞きたい。
寝床――
確保しないと。
トゥーニスさん――
王都に、いる。
挨拶――
今すぐは、無理。
でも――
連絡は、取れる。
ヴィーベさんが――
知らせてくれる。




