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「遊び人×3を引いた10歳の俺、ジョブ統合で規格外になる」  作者: よっしぃ@書籍化
遊び人への弟子入り?

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133/151

第133話 街に戻る2人

●4人でのパーティが一時的に解散したので、今後は再びデルク視点で記載していきます。●

久しぶりの――

街だ!

俺は――

セシルと共に、街の門まで歩きつつ――

興奮していた。

流石に――

2、3年程度で、街の外は――

変わらないよね?

「何も変わっていない」

セシルが――

言う。

セシルも――

気になっているよね?

「よかった。何かこう大きな争いとか、スタンピートが発生して街が壊滅していたとかシャレにならないからね」

俺は――

言う。

この街は――

人の出入りに、特に制限をかけておらず――

基本、冒険者は街の門を――

素通りできる。


何せ――

商人が荷物を運ぶ場合――

収納かばんの存在が、ある。

なので――

必ずしも荷を馬車で運ぶ必要も、なく――

馬車のチェックを、する必要があまりない。

俺なんかは――

疑問に思う事も、ある。

だが――

人の流れを円滑にする事で――

この街は、大きな発展をしてきており――

金銭面では、取引時に税がかかる仕組みに――

なっている。

なので――

わざわざ門を監視する必要は、ないのだ。

尤も――

それはあくまで、人間の場合。

魔物の――

監視は、している。

なので――

門は、ある。


3年近く経てば――

俺程の子供なら、ある程度背が伸びたりして――

別人に、見えるもの。

だが――

見慣れない人がやってきたと言って――

門番に呼び止められる事も、なく――

2人は、無事に街へ入る事に――

成功した。

「よかった」

セシルが――

言う。

ちょっと――

不安があったのかな?

セシルが――

そんな事を言うなんて。

俺は――

そう感じつつ――

「まあこの街の方針、というより国の方針だからね」

俺は――

言う。

「街じゃなく、国なの?」

セシルが――

聞く。


あれ?

セシルは――

知らなかった?

「そうだよ。もしかして知らなかった?」

俺は――

聞く。

「うん。この街以外に何処かへ行くとか考えた事がないから、興味なかった」

セシルが――

答える。

まあ――

そうなるよね。

何せ――

町や街の外には、強い魔物が闊歩していて――

しっかりとした護衛に守られるか――

自身が強くないと――

街から街、もしくは町への移動は――

厳しいと、聞いている。

なので――

他の街なんか、どうでもいいんだよね――

殆どの人にとっては。

俺ですら――

他の街で過ごす発想は、ないからね。


そんな事を――

思いながら、道を2人で歩いていた。

だけど――

気が付けば、セシルが幼少時を過ごした――

修道院の近くに、やってきた2人。

「デルク、また明日」

セシルが――

言う。

「そうだね。また明日、ギルドで」

俺は――

答える。

まあ――

セシルの今の強さだと――

万が一、不届き者が現れても――

セシルに怪我ひとつ、負わせることはできないよね?

俺は――

ちょっぴり心配になった。

だけど――

セシルも、もう14歳。

あと1年もすれば――

15歳だからね。


セシルは――

振り返る事なく、修道院の中へ――

入っていった。

思えば――

2年以上、常にセシルが――

傍に、居てくれたわけで――

俺は、何か寂しさを感じた。

だが――

また明日、セシルに会えるんだから。

まずは――

お世話になった人達に、俺の無事を報告しないと。

そう思い――

トゥーニスさんの住んでいた場所に――

向かった。

だが……

建物が――

あったと思われる場所には――

以前あった建物が、なく――

違う建物が、建っていた。

建て替えた――

のかな?


久しぶりの――

街。

何も――

変わっていない。

よかった――

本当に、よかった。

門――

素通りできた。

セシル――

修道院へ、入っていった。

寂しい――

ちょっと、寂しい。

でも――

明日、会える。

トゥーニスさん――

会いたい。

建物――

違う。

建て替えた――

のかな?


人の流れ――

円滑。

税――

取引時に、かかる。

門――

監視、不要。

魔物――

監視している。

3年――

経った。

背――

伸びた。

別人――

見える。

でも――

呼び止められなかった。

よかった――

本当に、よかった。

セシル――

不安だった。


でも――

大丈夫だった。

国の方針――

知らなかった、セシル。

他の街――

興味ない。

俺も――

同じ。

修道院――

近くまで、来た。

また明日――

ギルドで。

セシル――

強い。

心配――

いらない。

でも――

ちょっと心配。

寂しい――

ちょっと寂しい。


2年以上――

一緒だった。

明日――

会える。

トゥーニスさん――

無事を、報告しよう。

ヴィーベさん――

リニさん、会いたい。

建物――

違う。

何があった――

のだろう?

俺は――

不安になった。

でも――

行こう。

確認――

しよう。


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