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「遊び人×3を引いた10歳の俺、ジョブ統合で規格外になる」  作者: よっしぃ@書籍化
遊び人への弟子入り?

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111/151

第111話 3人には98層に向かってもらいます

この後――

ひたすら繭を収納かばんに入れ、この階層を後にする。

蚕の幼虫と――

成虫も、俺達を襲う事なく――

じっとしていた。

なので――

無視した。

絹を得るのに――

今必要なのは、繭だけなので。

しかしながら――

成虫はいる。

だけど――

繭の残骸がないのは、何故?

一応――

使い道は、ある……はず。

なので――

それも回収したかった。

だけど――

無いものは、仕方ない。


で……98層。

「デルク、綺麗な何かが落ちている!」

セシルが――

何か見つけたようで――

それとほぼ同時に、ロースが――

「レイナウト! あれ宝石じゃないの?」

ロースが――

叫ぶ。

「あ、なんだいここは?」

レイナウトが――

言う。

レイナウトは――

ロースに言われ、ロースの指さす方へ向かい――

それを拾うと――

「なあこれってさ、エメラルドとかいうのじゃないか?」

レイナウトが――

言う。

レイナウトが拾った石は――

濃い緑色をしており、親指ほどの大きさ。


これは――

凄い。

だけど――

この広い階層に落ちている石を拾うのは――

なかなか骨が折れそう。

時間も――

かかりそうだし。

しかし――

何で落ちているのかな?

あ――

これ3人に回収してもらって――

俺は繭を茹でて何とか糸を紡ぎたいから――

そっちの方を、させてもらおうかな?

既に――

拾う気満々の、ロースとセシル。

磨いていない――

宝石……の原石だよね、これ。

まだ――

そんなに綺麗じゃない。

だけど――

それでも宝石の魅力って、あるんだろうね。

磨いてカットしたら――

どれほどの価値に、なるんだろう?


「レイナウト、ここは3人に任せてもいいかい?」

俺は――

宝石に夢中になっている女性陣を――

レイナウトに託そうと、声を。

「うん? もしかしてさっきの繭かい?」

レイナウトが――

察してくれた様子。

「何とか糸を手に入れたくてね。糸を手に入れられたら布を得る事が出来て、結果的にはそれを元にカバンを作って、より収納量の多い収納かばんを作りたいんだ。既に手持ちのカバンは殆ど収納かばんになっちゃってるからね」

俺は――

答える。

こんな事になると知っていれば――

もっと持ってきていたんだけどね。

「わかった。ここは魔物もいないだろうから、デルクは……デルクの方が面倒そうだけど、頑張ってくれたまえ!!」

レイナウトが――

言う。

「いや、レイナウト、君の方こそこの広い敷地をくまなく石拾いとか、それこそ大変じゃない?」

俺は――

言う。


「まああの2人が張り切っているからさ、何とかするさ」

レイナウトが――

言う。

ひらひらと――

手を振って、先に進んでいく、レイナウト。

じゃあ――

俺は此処で土鍋でも作って――

水を入れて、茹でますか?

繭を入れる――

大鍋なんて、持ち合わせがない。

なので――

土魔法で土鍋を作り――

中に水魔法で水を入れ――

火魔法で、沸騰させる。

その中に――

繭を、放り込む。

茹で上がれば――

繭を取り出し――

その後は、あまり気乗りしない作業をし――

中のお亡くなりになった蚕さんは――

再び収納かばんに入れて――

時間のある時に、何とかしたいなあ。


そう思いながら――

あれを食べるのかなあとか思いつつ――

乾燥準備を、する。

ああ――

その前に、手持ちの素材で――

糸を紡ぐ道具は、作ったんだ。

そして――

乾燥させる。

だが――

魔法って便利で――

土魔法で囲いを作り――

火魔法で熱せれば、乾燥しちゃうみたい。

さらに――

付け加えるならば――

風魔法を組み合わせると、いい感じに乾燥する。

まあ――

この辺は、どうなっているのか知らない。

だが――

実際蚕から糸を紡ぐ工房で――

教えてもらった事が、ある。

なので――

その通りにしているだけだが。


そして――

後で知った。

だが――

対象物の水分を魔法で抜く事も、できるみたい。

それを知っていれば――

もっと手間をかけずに、乾燥させられたのかな?

きっと――

スキルのせいなんだろうとか思いながら――

ひたすら作業を、進めていく。

そして――

ふと気が付いた事が。

別に――

糸にする必要って、ないんじゃない?

これは――

持ち帰ってから、すればいい?

今必要なのは――

なんでもいいので、カバンを手に入れる事。

極端な話――

カバンじゃなくて、袋でいい。

そして――

繭。


少しでも――

穴が開けば、カバン代わりになるんじゃないかと思い――

乾燥した繭を手にし、糸を……

紡ぐ前に――

糸をとりださないといけない。

なので――

繭をじっくり調べると見つけた。

なので――

引っ張っていく。

すると――

少し穴が見えてきた。

なので――

指で、広げる。

おお?

これなら――

いけそう?

繭自体――

硬さは、さほどない。

なので――

一度指が入れば――

後はゆっくり拡げていけば、拡がった。

本来なら――

小さいので、こんな事はしないのだろう。

だが――

この繭は、かなり大きい。


なので――

簡単に、拡がる。

で――

一番気乗りのしない、蛹さんの回収。

繭の中から――

取り出す。

後で――

美味しく頂く。

蚕さんに――

感謝だ。

そして――

この繭に、付与を施す。

出来るかどうか――

試さないとね。

しかし――

持ち運びが大変そうな、大きさ。

手押し車でも作って――

それに乗せようか?

で……

できた。

カバンとしての――

機能が、あった。

という事で――

いいのかな?

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