とぐろ
蛇にまつわる主人公が描きたかった。
蛇の呪い〈蛇呪〉が大地に沈む世界で、人々を守る蛇狩は、祓いを重ねるほど色を変え、やがて闇と交じる〈葬黒〉へ至る宿命を負う。六度の大祓いで一団を渡り歩かせ、畑と井戸と子の眠りを取り戻してきた英雄は、ついに葬黒へ染まり、堕ちる前に呪いを封じる〈封刻の儀〉を受ける決断をする。初七刻の幽閉で自らの終りと向き合う彼のもとに、育てられた蛇狩たち、団長、祭祀長、巫女衆はそれぞれの覚悟を整え、刻を数える。
蛇の呪い〈蛇呪〉が大地に沈む世界で、人々を守る蛇狩は、祓いを重ねるほど色を変え、やがて闇と交じる〈葬黒〉へ至る宿命を負う。六度の大祓いで一団を渡り歩かせ、畑と井戸と子の眠りを取り戻してきた英雄は、ついに葬黒へ染まり、堕ちる前に呪いを封じる〈封刻の儀〉を受ける決断をする。初七刻の幽閉で自らの終りと向き合う彼のもとに、育てられた蛇狩たち、団長、祭祀長、巫女衆はそれぞれの覚悟を整え、刻を数える。
1章
葬黒の者
2025/08/22 17:00
祓いの演舞
2025/08/22 17:00
黒の手向け
2025/08/23 17:00
封刻の前に
2025/08/23 17:00
呪いの重さ
2025/08/24 17:00
封刻の儀
2025/08/25 17:00
影の濃淡
2025/08/26 17:00
分け前の息
2025/08/27 17:00
薄氷の刻
2025/08/28 17:00
闇流の神楽
2025/08/29 17:00
輪郭の戻る夜
2025/08/30 17:00
明るさの名を持たない色
2025/08/31 17:00
環の音が晴れる夜
2025/09/01 17:00
環を守る名
2025/09/02 17:00
あとがたり
2025/09/02 17:10
2章
背の拍、土の拍
2025/09/03 17:00
刃の拍、環の息
2025/09/04 17:00
新たな縁
2025/09/05 17:00
北東の先に呼ぶモノ
2025/09/06 17:00
呼ぶ拍に導かれて
2025/09/07 17:00
拍の縁
2025/09/08 17:00
拍の縁
2025/09/09 17:00
殿の拍
2025/09/10 17:00
起こりの問いかけ
2025/09/11 17:00
伝えたい意味
2025/09/12 17:00