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メロスは妹たんにメロメロっす

ダザイストというほどでない太宰治名前知ってる読んだ文アル錬金術師に捧ぐ。

ダザイストが読むと石投げ焚書したくなること請け合い。

あと無理して若い方の言葉遣いを真似してます(書いてるヒトがおっさんのため)

 メロスは激怒した。


---以下のようにメロスは思考した---


 お兄ちゃんまだ独身なのに、妹ちゃんが先にケッコンしちゃうなんてー。


 義理の弟ができるなんて、考えてもみなかったよー。


 待てよ、もし万が一、お兄ちゃんのほうが先に結婚してて、もしも、奥さんに妹ちゃんか弟くんがいたら、もしかしてもしかして、義理の妹弟ができちゃってたんじゃねーの?


 それか、奥さんに年上のきょうだいがいたら、やっぱり、義姉とか義兄とかいる可能性も、なくなくね? なくなくなくなくね?

(「二重否定・強い肯定」なのかマイク□ソフト社の校正注が ” 否定の連続 ” と要らぬツッコミを入れてくるか)


 そうするってぇと、昼ドラマにありがちな舅・姑・小姑・小舅が主人公(この場合は義弟くん、メロスの脳内では自分自身)をいじめて、異世界転生ラノベによくある「ざまぁ」展開されちゃう流れッスか?


 そいつはちょいと困ったことになるなー。自他ともに認めるシスコンだけど、いやそこはおいといて。もしも、お兄ちゃんが義弟くんの立場になったとしてもー、「ざまぁ」展開は避けたいしー、ってゆーかー、あんまり他人に意地悪するのって、良くないと思うのー。日々の不徳の積み重ねって、孫に報いがくるってゆぅしぃー。(異世界儒教的世界観なメロスだった)


 よし、義理の弟くんにきょうだいが何人いても、妹ちゃんに接するおにいちゃんのようにふるまうぞ!


 --以上で主人公の思考の暴走が終わり、デウスエクスマキナがはじまる--


 そして、メロスには、大勢の義理の年下のきょうだいが増えた。


 休日になると「おにいちゃんジャ〇プかってー」「おにいちゃんポケ〇ンカードほしいー」「おんぶー」「だっこー」「かたぐるまー」「メロスさんお願い、粉ミルクと紙おむつ買ってきて」とパシらされるメロスが見られるようになったそうだ。


(『パシれメロス』・完)

さて完結させた後に「なろう」では作品を編集したり追加投稿できたりするのかどうかっ

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