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鉄と鋼のディグマイツェン  作者: 三上 渉
第一幕:騎士を目指した少年
2/17

ラディウスとアルテ

アシェア王国東部に位置する都市、グランネシア。

街の四分の一が学園と、とてつもなく広い演習場で構成された学園都市。


しかし、学園と言ってもそこは学術を修める為の学園ではない。

騎士機きしきを駆る装騎士そうきし

それを整備する機械工きかいこうを養成する為の学園だ。


グランネシア騎士養成学園。


世界大会3連覇。

無敗のまま現役を引退し、世界一と謳われた装騎士アルス・レイシュラッド卿。

そのレイシュラッド卿を輩出した名門、それがここグランネシア騎士養成学園という訳だ。そして……


「……ふぁあ」


そんな学園の校舎を見下ろす事の出来る小高い丘、その丘の真ん中に立っている一本の木。

その木の影で寝ころびながらオレ、ラディウス・ロッドは欠伸を浮かべていた。

その時……


「おーーーい!!! ラディーーー!!!」


大声で叫びながら、学園の制服を来た人物がオレの元に向かってくる。

そして、その人物はオレの前にやってくると、ハァハァと息を切らしたまま言った。


「やっぱり……ここに居た……! また授業サボって……」


そう言ったのはオレの友人、リトナ・リアス。

オレと同じ、整備科の2年だ。


同年代の生徒よりも一回り小さい身体と小動物の様な控え目な態度。

一見女子に見える顔立ちをしているが、れっきとした男だ。


そしてリトナは、心配そうな顔をしながら続ける。


「先生怒ってたよ? いくらなんでも午前中の授業全部サボるのはやりすぎだよ……」


その言葉に、オレは木陰に寝っ転がったまま返す。


「どうせ全部整備の授業だろ? そんな授業受けたって意味がない」

「またそんな事言って……って、そうだ。先生、午後の授業出ないと単位取らせないって」

「げっ……」


オレはその言葉に露骨に嫌そうな顔をすると、仕方がないと言った様子で起き上がる。


「チッ……。しょうがねえ、戻るか……」


そしてオレは舌打ちをしながら、リトナと一緒に学園に戻って行った。






学園に戻ってきたオレは、中庭を歩いて次の授業の教室へと向かう。

昼の休憩時間、辺りは行き交う生徒達の声で賑わっていた。その時……


ざわざわ……


何やら遠くの方で生徒達がざわめいているのが聞こえた。


女子達の賑やかな声や、男子達の興奮する様な声。

そのざわめきは、丁度オレが向かおうとしていた方向から向かってくる。


「何だろ?」

「……」


リトナの言葉に、オレは眉をひそめながらもそのまま真っすぐ歩いていく。

そして……、丁度そのざわめきの中心人物がオレの前に現れた。


(アルテ・レイシュラッド……!)






長い金色の髪をたなびかせながら、凛とした佇まいで歩く美しい女子生徒。

騎士科2年にして、歴代最高と言われる程の成績を残している騎士科のエース。

そして、名門レイシュラッド家の一人娘。


世界一の騎士の娘と言う恵まれた環境と、受け継がれた才能。

だがそれに胡坐をかくことなく、努力を欠かさないストイックさも持ち合わせている。


家柄、美貌、精神、実力。

誰もが欲しいと願う全てを持ち合わせている女性、それがこのアルテ・レイシュラッドであった。






アルテの元には良くも悪くも常に人が集まってくる。

コイツを慕う者、コイツに取り入ろうと言う者。


だがコイツはそんな周りの事など気にする様子もなく、こちらに向かって真っすぐ歩いてきた。そして……


ピタリ……と

丁度通路のど真ん中で向かい合う様に、オレの目の前で足を止める。


「……」

「……」


無言でイラだった様な視線を向けるオレに対し、アルテは全くの無表情。

何を考えているか分からない瞳を、真っ直ぐオレに向けてきていた。


その剣呑とした雰囲気に辺りがシンと静まり返り、緊迫した空気が流れ始める。


「ちょっとラディ……!」


場を収めようと心配そうな声を上げるリトナ。

そんな一触即発な空気の中……


「おいおい、アルテさんの邪魔だろうが。とっとと道を空けろよ」


アルテにくっ付いていた取り巻きの男達が3人、オレに向かってきた。

しかし、オレはそんな男達に対し視線を向ける事もせず……


「気に入らねえ……」


目の前のアルテを睨みつけたまま、そうボソリと呟いた。


「あ? 何か言ったか?」


尚も絡んでくる取り巻きの男に対し、俺はさらにイラついた様な声で告げる。


「うるせえ、金魚のフンは黙ってろ……」

「なっ!? 何だとオマエ!」


その言葉に腹を立てた取り巻きの一人がオレに掴みかかろうとする。

だがその時、オレに掴みかかろうとする男を止めながら他の取り巻きの男が言った。


「まあ待てって。おいオマエ、ラディウスだろ? 2年の騎士科適正試験落ちてた」

「あ?」


その言葉に、オレはアルテから視線を外しソイツを睨みつける。


「そんな怖そうに睨むなよ、ただの事実だろ? 誰もが知ってる事だ、騎士機を操るには、あの巨大な体躯を制御する為の強大な魔力が必要。それがなきゃ騎士機を動かす事が出来ない、つまり装騎士にはなれない」

「……」


睨みつけるオレに対し、その男は嘲笑う様な笑みを浮かべながら続けた。


「いやいや勘違いするなよ? 俺は心の底から同情してんだぜ? 何せその魔力は生まれ持った才能が全て。後からどんなに努力した所で、才能以上に魔力の量が多くなる事はない。そしてその才能ってのは、貴族に産まれるか平民に産まれるかで決まるんだからな」


その男の言う通り。

装騎士になれるかどうかは、産まれた時に持っていた才能で決まる。


そしてその才能を多く宿した家柄が貴族、それ以外が平民と呼ばれていた。


「お前、平民の出だろ? なのに騎士科に編入出来ると思ってたのか? 平民には整備科……。いや、俺達騎士科の為に働く奴隷科がお似合いだぜ?」


そう言い放つと、ソイツと残りの取り巻き共は「ハッハッハッ!」と嘲る様な笑い声を上げる。


「テメエ……喧嘩売ってんのか?」


そんな取り巻き共に対し、オレはゆっくりと距離を詰めながら言った。


「ああ?」


互いに至近距離で顔をぶつける様にして睨み合う!

今にもどちらかが殴り掛かりそうな緊迫した空気!


だがそんな一触即発な空気の中でも、アルテは無言のまま目の前のやり取りを眺めているだけだった。その時……!


「止めなよラディ!」


突然、オレと男の間に強引に割り込んできたリトナがオレを抑える様にして下がらせる。

そしてスッと頭を下げると、オレに絡んできていた男達に謝罪した。


「ごめんなさい! すぐ道を空けますから!」

「おいリトナ! オレは……!」

「いいから! ラディもここは大人しく引き下がって……!」


そう言いながら、真っすぐこちらに視線を向けるリトナ。

リトナはこれ以上問題を起こして、オレの学園での立場が更に悪くなる事を危惧していたのだ。


「チッ……」


不満そうにしながらも、オレはリトナに従い仕方なく道を譲ろうとする。


「すみませんでした!」


続けてリトナは取り巻き共に頭を下げる、だが……


「フン! プライドもない平民風情が……!」

「大した魔力もない癖に調子に乗ってんじゃねえぞ!」

「……ッ!」


そんなリトナに対して、取り巻き共は調子に乗って更に威勢を増すと、好き勝手に罵倒を繰り返した。

しかしリトナはそんな暴言にも黙って頭を下げたまま耐える。


「本当に……すみませんでした!」


だがその時、そう言って頭を下げるリトナに対し……


「いいからとっととどけよ! 平民!」


そう言って、取り巻きがリトナを通路の端に向かって突き飛ばした!


瞬間!!!

オレは素早くそいつに向かって駆け出し……!!!


ドガッ!!!!!


リトナを突き飛ばしたヤツの顔面に拳を食らわせ、通路の逆側に思いきり吹っ飛した!


「なっ!?」


突然の出来事に驚きの顔を見せる取り巻き共、だがすぐに状況を理解すると拳を構える!


「テメエやんのか!?」

「喧嘩売ってきたのはそっちだろうが! 平民ナメてんじゃねえぞ!!!」


その言葉と共にオレは取り巻き共に殴り掛かった!

同時に、シンと静まり返っていた辺りが一気にワッと盛り上がる!


「やった! 始まった!!!」

「どっちが勝つか賭けようぜ!」


わぁあああ!!! と辺りから歓声が上がった!


「生意気な平民に実力の違いを思い知らせてやれー!」

「やれ! ラディウスー! 偉そうな貴族なんかぶっ飛ばせー!」」


大勢の生徒達が歓声を上げる中、オレと3人の騎士科生徒の殴り合いが始まった!


「この!」


向かってくる取り巻きは3人。

1対3、しかも相手は全員騎士科。


整備科と違い、騎士科には戦闘訓練の授業がある。

騎士機で戦うにしても、操縦する本人の戦闘技術は当然反映されるからだ。


対して整備科にそんな授業はない、素手の殴り合いでも騎士科生徒の方が圧倒的に有利……のはずなのだが。


「オラっ!!!」


オレは向かってくる3人の攻撃をかわしながら、的確に反撃を食らわせていく!


「な!? 何だコイツ!? 平民のくせに……!」


動揺する取り巻きの一人!

その時! 他の取り巻きが俺に拳を振りかざす!


「調子にのんなよ!!!」

「ッ!」


しかしオレはその拳の軌道を冷静に観察、バックスウェーで回避!

オレの目の前を拳が通過していく!


(遅えっ……!)


その時、オレの脳裏に浮かんだのはずっと昔の思い出……


(こんなノロい拳なんか当たるか! そうだ、こんなもんじゃねえ……!)


子供の頃、オレがまだ本気で騎士を目指していた頃。

一緒に剣を打ち合い、高め合った相手……!


(「アイツ」の剣は、もっともっと速かった!!!)


ドゴォッ!!!


拳を回避した直後! すかさずボディに反撃の一撃を食らわせる!


「ッ! ぐえぇっ!」


1対3、しかも整備科1人に対し騎士科3人の喧嘩。

にも関わらず、オレはほとんど攻撃を食らう事なく

ほぼ一方的に攻撃を加え、3人の取り巻き共を叩きのめしていった!

そして……!


「わ、分かった! 負けだ! お前の勝ちだ!」


戦意を喪失し、尻餅をついたままそう叫ぶと、取り巻き共はオレに対し参ったと降参をする。

しかし、オレはそんな言葉に耳を貸す事なく……!


「今更通用するか!!!」

「ひぃ!!!」


そのままトドメを刺すべく倒れたままの取り巻き共に殴り掛かった! だが、その瞬間……!!!


シュッ!!!


「なっ!?」


突然! 何者かが目の前に立ちふさがったかと思うと!

突き出していたオレの右腕を取り、突っ込んできた勢いを利用し攻撃を捌く!

そしてそのまま体勢を崩したオレを地面へと叩き伏せた!!!


「がっ!」


地面に倒れたオレの右腕の関節を極めたまま、ソイツはオレを見下ろしながら言った。


「もう、それぐらいでいいだろう? ラディウス」

「アルテ……! テメエ……!」


そう、ソイツは先程まで無言で成り行きを見守っていたアルテ・レイシュラッドだった!


オレは起き上がろうとするが、完璧に腕を極められている為うつ伏せのまま動く事が出来ない……!

そんなオレに対し、アルテは感情の読めない起伏の無い声で言う。


「先程の彼らの態度と言動、お前が憤るのも無理はない。だが、既に戦意を失った相手を追い討とうとするのならば、騎士としてそれを見過ごす事は出来ない」

「……ッ!」


その言葉に、オレは倒れたまま呟く……。


「……気に入らねえ」

「何……?」


首を傾げるアルテに対し、オレは自由になっている左腕の手の平を地面につきながら叫んだ!


「気に入らねえって言ってんだよ……!!!」


そして! アルテに腕を極められた状態のまま強引に起き上がろうとする!


「ッ! 止めろ! 腕が折れるぞ!!!」

「腕の一本や二本!!! 知った事かあぁぁぁぁぁっっっっっ!!!」


そう叫ぶと!

右腕を歪に折り曲げた状態のまま、オレは一気に立ち上がった!!!


「くっ!」


立ち上がると同時にオレとアルテの距離が離れる!

スッと静かに構えるアルテに対し、オレはゆっくり腕を動かし右腕の状態を確かめる。


(折れてはいない……!)


あの瞬間、オレが立ち上がろうとしたその時。

オレが本気で右腕を捨てる覚悟だと悟ったアルテは、オレの腕が折れる直前で腕を離したのだ。しかし……


(クソッ! 関節を痛めたせいか? 腕が上がらねえ……!)


心の中で舌打ちをしながら、オレは右腕を下げたまま残った左腕だけで構えた。

そんなオレに対し、アルテは静かに告げる。


「そんな状態でまだ続けるつもりか?」

「当たり前だろうが……! まだ勝負はついてねえ……!」


片腕になりながらも戦う意思を見せるオレに、アルテはゆっくりと呼吸を整えながら言った。


「そうか……。お前が続けると言うのなら、私も騎士として相手をするまでだ」

「ッ! 上等だ!!!」


そう叫ぶと、オレは片腕でアルテに殴り掛かろうとする!

だがその時……! 俺の後ろから巨大な影が覆いかぶさった!


「なっ!?」


気付いて後ろを振り返ろうとすると同時に、ヌッと伸びてきた腕によりオレは軽々と持ち上げられ、その人物の肩に担ぎあげられる!


突如として現れた2メートル以上はあろう、筋肉質で巨漢の男子生徒。

周囲で騒いでいた他の生徒達もその威容に騒ぐのを止め、思わず息を飲んだ。

だがオレを担ぎ上げた生徒はそんな外見とは裏腹に、おどおどとした様子で小さく声を上げる。


「ラ……ラディ……、喧嘩は……よくない……」


そう呟いた巨漢の生徒に対し、オレは肩に担がれたまま叫び声を上げた。


「なっ!? フラット! 降ろせ!」

「で……でも……。降ろしたらラディ、喧嘩の続きを始めるんじゃ……」

「当たり前だろうが!!!」

「な……ならダメ……、喧嘩はよくない……」


小さな声でそう答えると、オレを担いだ生徒

同じ整備科2年であるフラット・ボルドーは、オレを担いだまま周囲の人波をかき分ける様にしてその場から立ち去っていく。


「くっ! くそーっ! 勝負の続きはまた今度だ! 覚えてろよ!!!」


シーンとした周囲にオレの叫び声が響き渡り、そして消え去った。






唖然とした顔でそれを見送っていた生徒達、だがその時……


「す……すみませんでした!!!」


突如として大きな叫び声が上がる、それはリトナの声だった。


「すみません! 皆さんお騒がせして本当にすみません!」


そのままリトナは、周囲の生徒達一人一人に頭を下げて回っていく。


「すみませんでした!」

「え……? お、おう……」


先程ラディウスが殴り倒した騎士科の生徒にも頭を下げると、最後にアルテに向かって頭を下げた。


「アルテさんも、ラディがすみませんでした!」


キッチリ45°の角度で頭を下げるリトナに対し、アルテは先程と変わらない落ち着いた表情のまま静かに答える。


「問題ない。……私は気にしていない」

「本当ですか!? 良かった~~」


アルテの言葉にホッと安堵した様な顔を見せると、リトナは最後に周囲に向かって頭を下げ……


「皆さん! お騒がせしました!!!」


そう大声で告げると、ラディウスが抱えられていった方向へと走り去って行く。

そしてまた周囲の生徒達は、唖然とした様子でそれを見送るのだった。






フラットがオレを抱えていってから数分後……


「だー! いい加減降ろせ! もう戻って勝負仕掛けにいったりしねーから!」

「う……うん」


ようやく解放され地面に足を付けたオレは、深呼吸する様に深く息をついた。


頭の中にあるのは、オレを叩き伏せた時のアルテの表情

全く感情を見せようとしない、氷の様な冷たい視線。


「クソッ……」


オレはそう苛立った様に呟くと、先程居た場所に背を向けて歩き出そうとする

その時、後ろから走って追いかけてくる声が聞こえた。


「おーい! ラディ~! フラット~! 待ってよ~~!」

「リトナか。残って何やってたんだお前」

「何って、アルテさんや他の人達に謝ってたんだよ」

「はあ? アイツらから喧嘩売ってきたんだろ? んな事する必要ねーだろうが」

「そういう訳にも行かないよ」

「フン……」


如何にも優等生な回答をするリトナに対し、オレは軽く鼻を鳴らすと歩き出す。

そして不満げに歩くオレの後ろに付いて来ながら、リトナが言った。


「ラディってアルテさんに対してやたら喧嘩腰だよね、この前も突っかかってたし。何か喧嘩になる様な事されたの?」

「……別に。ただ気に食わねえだけだよ、アイツの如何にも「私は騎士です」って澄まし面がな……」


その時、脳裏に浮かんだ光景……


(ははは! また私の勝ちだなラディ!)


そう言って笑顔を浮かべ、倒れたオレに手を差し伸べる少女の姿……。


「昔はもっと……」


思わずそう呟いたオレに対し、リトナが首を傾げながら問いかける。


「え? ラディってアルテさんと知り合いだったの?」


その言葉にオレはしまったと言う風に舌打ちをすると立ち止まり、乱暴に頭をかく。そして……


「なんでもねーよ!」


吐き捨てる様に言って、また不機嫌そうに歩き出した。


「それならいいけど……」


そんなオレに続き、リトナはフラットと共に黙って付いて来る。


「…………」


無言のまま教室へ向かう3人、だがしばらくしてリトナがボソリと言った。


「ラディ……」

「あ?」

「あの時、僕が突き飛ばされたから殴り掛かって行ったんだよね。いつも守ってくれてありがとう」

「……」


そう言ったリトナに対し、オレは少しだけ考え込む様に黙る。

そして背を向けたまま……


「ちげーよ。平民平民って馬鹿にされてムカついてただけだ」


そうぶっきらぼうに返事を返し、やや足早に歩き出した。

背後から少しだけ笑う音がして、俺達三人は次の授業の教室へ向かうのだった。

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