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誰がそれを攫ったの?

作者: 江崎冴

理系研究室あるある?ミステリ風。相棒ものを書いてみたくて。

繁華街の朝7時は、街全体が静かだ。

年明けの1月5日。

飲食店から出されたゴミを狙ったカラスだけが、忙しく動き回っている。

ノートPCの入ったトートバッグを肩に、眠りから覚めない街を足早に抜ける。

石造の大学の門が東野(ひがしの) (るい)を迎えた。


茶色にうっすら緑の混じった榛色の瞳にさらりとした焦茶色の髪。彫像のように整った顔に、同じく鍛えた体付きは芸術家の作った像が動き出したかのようだ。彫りの深い類の横顔を、朝日が照らし出す。

いくつかの建物を抜け、敷地の奥の研究棟に向かった。


在席中は開けっ放しの方が多い教授室のドアだが、まだ施錠されている。


ここは東京科学大学工学部、高分子合成研究室―通称、真瀬研。正式名称ではないが、研究室は教授の名前で呼ぶことが多い。つまり、教授は真瀬教授だ。その下に准教授、講師、助教がいて、ここまでが職員。後は大学院後期博士課程の学生であるドクターと前期博士課程のマスター、そして学部4年生。他には留学生や企業から派遣された研究員、そして教授の秘書がいる。


教授室を通り過ぎ、次の扉が類の所属するグループの実験室だ。

ドアノブを捻って押し込むと、抵抗なくドアが開いた。先に誰か来ているらしい。或いは、昨日からいるかのどちらかだ。


合成実験を行う局所排気装置(ドラフト)が並び、その隙間に測定装置や大学院生のデスクなどが詰め込まれている。


実験室の中程にぽっかりとスペースがあり、大きな机が置かれている。休憩スペースであり、デスクを持たない4年生のワークスペースでもある。

隣のワゴンには電気ポットやインスタントコーヒーが置かれており、自由に利用できるようになっている。今朝はまだ電源が抜かれたままだ。

類は鞄を下ろすと、ポットの水を入れ替えポットの電源を入れた。

水が温まっていく音を聴きながら、鞄の中から自分のPCを取り出した。

立ち上げていると、部屋の奥で人の動く気配がした。


「―――ったく、朝から」


自分のデスクに座っていた高坂こうさか あまねは苛立たし気な口調で呟いた。表情をあまり露わにしない高坂にしては珍しい。


高坂は少し伸びかけた黒髪を揺らし、研究室の出口に向かうために類の方に向かって歩いてきた。保護メガネを手にしている。


「明けましておめでとうございます」

「ん、おめでとう」

「――何か問題でも?」

「うん、飼育室でちょっと」

「俺に手伝えることないですか?」


高坂が目を見張る。思いがけない提案だったようだ。


「今日は谷中は?」

「連絡ないから、来ても昼過ぎくらいですよ」

「・・・この後の予定は?」

「データ整理と今後の実験計画を立てるだけなんで、良かったらお手伝いさせて下さい」


高坂の一瞬の間に、にっこりと微笑んで再度助力を申し出た。

自分の笑顔が他者に与える影響をで類は知っている。

知っているから普段は乱用しないようにしているが、今回は好奇心に負けて、やや強引にお願いしてしまった。


自らの外見は選ぶことはできない。

類の母親はフランス人で、金髪青眼の典型的な顔立ちをしており、その血を半分受け継いだ類はフランスへ行けばアジア人、日本にいるとフランス人に思われるほど中間的な顔をしている。

正直言って、どちらにも完全な帰属意識は持ちづらい。

ただフランスでのアジア人のイメージはあまり良いものとは言えず、日本人は西ユーラシア人、いわゆる白色人種の外見好ましいと思う人が少なくないから、余所者として過ごすなら日本の方が過ごしやすい。


高坂は少し困った顔をしつつ、類の提案を受け入れた。


「じゃあ、頼む。ただし飼育施設では指示された通りに動いてくれ。可能な限り動物には触らないように」

「わかりました」



実験室を出て建物の裏口から外に出ると、二人は並んで歩き出す。

息は白く、日陰の花壇には霜柱が溶けずに残っている。


「年末年始はご実家ですか?」

「ああ、2泊してきたよ。お前は?」

「実家暮らしなので、いつも通りです…あ、従兄弟が久しぶりに来てますね」


類は化学者(ケミスト)を志す真瀬研の学部4年生だ。


多くの理系学部では3年末に研究室を選び、4年から所属する。研究室選びは就職にも似て、どこに入るかでその後が大きく変わる。真瀬教授は40代前半と若いが、講義は面白く、何より外部資金を定期的に取ってこれるため、人気の研究室だ。

研究室では大学から貰える予算だけで運営するのは難しく、どこも共同研究や受託研究で稼いだ資金を試薬や実験機器の購入に充てている。資金に余裕のない研究室に入ると、お金がなくて実験できない、試薬を使えないから実験方法を変えざるを得ないのが現実だ。


基本、4年生はマスター以上の学生とペアという名の師弟関係のもと、研究者としての基礎を学ぶ。1つの研究テーマが数年で終わることはほとんどないから、大学院を卒業する予定の学生には、引き継ぎも兼ねて進学を希望する学生を付けることが多い。


進学を希望している類は高坂と同じM2、つまりマスター2年の谷中の指導を受けている。その谷中は良くも悪くも要領のいいタイプで、国内製薬大手に就職が決まっていた。後は修士論文を書けば卒業できるので、もう実験はほとんどしていない。論文執筆の合間に類とディスカッションするくらいで、午前中に研究室に顔を出すことは稀だ。


「飼育室、何があったんですか?」

「すぐ来て欲しいってさ。まぁいいことじゃないだろうな」


谷中と異なり、高坂は純粋に研究が好きなタイプだ。一応就職活動もしたが、早い時点でやめて後期課程に進むことを決めたらしい。少なくとも日本では企業は博士卒より修士卒を獲りたがるから、大学(アカデミア)に残るつもりがあるのかもしれない。引き継ぎの必要がないため、M2だが4年生とペアは組んでいない。

更に、高坂はまわりが引くくらい実験にのめり込むことがあった。そもそも合成の研究室で動物実験をすることはほとんどない。合成した化合物の血中滞留性を自分で確認したくなり、教授に掛け合って他の研究室の教員を紹介してもらい手技を習得したほどだ。

もともと手先が器用な上、丁寧で正確な作業を心掛けているから、合成も分析も動物実験ですら、誤差の小さな結果を出す。月1のラボミーティングでも、一人で出したとは思えないデータの量と質に周囲が圧倒されることがあった。普段の常に冷静な様子もあり、実験ロボットと揶揄するものもいるが、本人は全く気にしてはいなかった。




二人は別館と呼ばれる飼育施設に急いだ。

別館に着くと、高坂が入館証をカードリーダーに翳し、中に入る。

類は指示された通りゲスト用の入室記録用紙に氏名、学籍番号、入室時間を記入した。

前室で薬用石鹸で手を洗浄し飼育用の作業着に着替えると、マスクと保護メガネ、手袋を手早く身に付け、飼育室に入る。高坂は飼育室8と表示されたドアをノックした


「どうぞ――あ、足元気をつけて」


ドアの下部が高さ45センチほどの板で塞がれている。中の動物が逃げ出さすのを防止するための、通称ネズミ返しだ。足をかけないように気をつけてそれをまたぎ超え室内に入ると、室内にいた人物が開かれたドアを向いた。


普段は壁沿いに並んだ金属製の飼育棚に飼育箱(ケージ)が詰め込まれていることが多いが、年末年始で片付けた人が多かったらしい。僅か数ケージしかなく、がらんとしている。

ケージのラベルには高坂の他に佐藤という名前があった。目の前の人は佐藤なのだろう。


「高坂さん、呼び出してすいません。今朝、入室したら閉めたはずのケージの蓋の上にマウスが乗っていて」


目があったのだ、と佐藤は言った。

マスクに隠れていない部分の顔の色が青白い。普段からなのか、緊張からなのかはわからない。


「そのマウスは?」

「すぐ捕まえました。だけど…」


ケージの蓋にいた1匹はまだ動きが鈍かったせいか、簡単に捕まえられたと言う。慌てて確認したらケージのロックが外れ、1センチ程度隙間ができていた。数えたら中にあと11匹いるはずのマウスが9匹しかいなかったそうだ。


「3匹も脱走してたってこと?最後に蓋を閉めたのは?」

「多分12/29です。年末最終入荷したものを年明けに使おうと思ってて。餌だけは2日に足しに来たんですけど、その時は蓋が閉まってないことに気がつかなくて。今日来てみてびっくりして」


ありえないことではない。比較的臆病なマウスだが、ケージの蓋がきちんと閉まっていなければ、脱走することもある。1週間近い時間があれば十分可能だろう。


「残り2匹は?」

「今まで探していました。見つからないので高坂さんにも一緒に探してもらえないかと思って」

「―――は?」


類は思わず口を挟んだ。図々しいにも程があるのでは?高坂は単に同じ飼育室を使用しているだけで、無関係な筈だ。


「飼育担当が来るにはあと2時間近くあるし、早く見つけたくて連絡しました…それに何かご存知ないかと思って」


普通に考えたら、知ってる筈なんてない。まさか、高坂を疑っているのだろうかか?

万が一、高坂がやったのだとしたら素直に言う訳もないだろうが。


「それってどういう…」

「―――自分以外のケージは蓋の確認はしていなかった。見かけたらもちろん捕まえて連絡してる。そんなことよりあと2匹いるんだろう?早く探そう」

「高坂さん、」


どういうつもりかと尋ねようとした類を遮り、高坂は淡々と事実を告げた。そのままマウスを探し始めようとする高坂に、つい呆れたような声で呼びかけてしまう。放置して帰ったところで咎められることはないのに、なんでこんな人が良いんだ。こんな人だったか?


「放っとけないだろう。マウスが可哀想だ」


ほら探そう、と上腕をぽすんと叩かれて、類は納得できないまま仕方なく手伝うため室内を見渡した。




程なく、空調の音に混じって小さな爪が金属と触れ合うカサカサという小さな足音に気づいた類は、音の出所に気付いて高坂に伝えた。


「高坂さん、そこにいます」


類が指し示す先に、発見されたことに気がついたのか飼育棚の片隅で固まっているマウスが見えた。不安で体を丸めて震えている。


「こいつ俺が捕まえていい?」

「もちろんです」

「OK、もう1匹見つけといて」


高坂の問いに佐藤が間髪を入れず答える。ケージから出たマウスは動きが速い。捕まえられる自信はなかった。

高坂は軽く頷くと、まだ脱走を続けるもう1匹を探すよう指示して、小さくなって震えるマウスの目を見ながら、ゆっくり静かに近づいた。


「ほら、いい子だね。大丈夫だよ」


怖くない、怖くない、と優しく呼びかけながらそっと右手の人差し指と親指を近くに差し出す。

マウスは恐怖で固まりながら、逃げようか迷っているように見えた。あと少し近づいたら逃げ出す、という絶妙な距離に高坂の指がある。

暫くそうしていると、危害を加えられないことがわかったのか、次第にマウスが身体を伸ばし高坂の指先の匂いを嗅ぎ出した。

満足するまで嗅がせると、頃合いをみて呼びかけた。


「おいで」


声に誘われるように、マウスはするりと高坂の掌におさまった。両手で包み込むようにして持ち上げ、左の掌に移す。


「よし捕まえた。あぁ、おまえ、可愛いな」


指でそっと包むようにしながら、右手の指先でよしよしと後頭部をさすってやると、マウスは嬉しそうに体を高坂の指に擦り付けた。それを見て満足そうに微笑む。

普段あまり表情を変えない高坂の笑みに、このひとも笑うんだなと失礼なことを思う。


「なんか、すごい」

「マウスって、懐くんですか」


魔術(マジック)のようにマウスを捕まえた高坂と、まさかの展開に呆然とする2人。

同じ実験動物でも犬はよく慣れるが、マウスやラットなどの齧歯類はあまり懐くものではない。CGでも見ているようだった。


「早く小さい方のケージ持ってきてくれ」


マウスに向ける優しい声から数トーン下がったいつもの声で淡々と告げる。

類は慌ててストックから隔離用の小さいケージを準備すると実験台の上に置いた。

高坂はそっとマウスをケージに下ろした。蓋を閉め、佐藤に渡す。


「もう1匹いたか?」


二人ともすっかり忘れていた。慌てて気配を探るが、ケージの中以外に動いている物音は感じられなかった。


「少なくとも今は動いていないようです」

「じゃ、もういいよな?」


1匹捕まえたし、と言い、興味を失ったようにあっさり出口に向かう。


「え、あ、ちょっ、もう1匹は…」


「気になることがあるから」


呼び止めようとする佐藤を置いて高坂は出て行ってしまった。残された類も後を追った。


高坂は何か考えているようで、黙ったまま研究室に戻ると、自分のデスクでノートを開いた。

パラパラとページをめくり、一度電話を手に取り、壁の時計をみてため息をついた。

「まだ7時半か…あと1時間は出ないよな」


類はなんだかわからないまま、置いてきぼりにされた気分だった。


「高坂さん」

「後で説明するから、少し待ってくれ」


そうこうしている間に、ラボに徐々に人が増えてきた。類のいる机の横のワゴンにどんどん菓子が積まれていく。

今日は年明け初日の人も多く、年末年始に旅行や実家に帰った人がお土産を置いていくのだ。

ついでに土産話もついてくるので、なかなか落ち着かない。


「中学の友達に新年会呼ばれて行ったらさ、もう子供二人いるって聞いてホントびっくりしたよ。早いよなぁ」

「俺なんて、部屋が物置になってて使えなかったよ。ひどくない?」

噛み合ってるのか、合ってないのか微妙な会話が続いていく。

ついつい相手をしてしまうので、当初予定していたデータ整理などできるはずもなかった。


「ちょっといいか」


9時を少し回った所で、高坂が自分のスペースから出てきて類を呼んだ。

高坂のデスクの隣の椅子に座るよう指示される。


「朝の件、説明聞きたい?」

「それは勿論聞きたいです」


間髪を入れず答えた類に、高坂は苦笑した。

今日は2回も高坂の笑顔を見た、と思う。

説明、というからには、佐藤が残り1匹を見つけたのではなさそうだが、一体…?


「さっき、業者(ベンダー)に電話をして確認したんだ」


戻ってきてからノートをめくっていたのは納品書記載の連絡先を確認するためだったらしい。会社の始業時間の9時過ぎるのを待って連絡を取ったのだろう。


「そもそも納品されたのは何匹だったか、って」

「なぜそんなことを?」


質問の意図がわからない。佐藤は12匹マウスを購入して、飼っていたのではないのか?内3匹がケージ外に脱走して、1匹は本人が、1匹は高坂が捕まえ、今残り1匹が行方不明になっているはずだ。


「注文数も、納品数も11匹だ、と言われた」

「え?佐藤さんが注文する時に間違って11匹頼んだいうことですか?」

「いや、あの業者、普通は10匹以上頼むと10匹ごとに1匹おまけしてくれるんだよ。俺もそのつもりで普段は頼んでる。ただ、在庫が少ない時はおまけがないこともある」


年末年始は利用者が少ないため、生産調整をする。

つまり、納品された時から11匹しかいなかったということだ。


「納品書を見れば実際の数はわかるし、ケージに移す時に数も数えるルールになってるけど」

「…どちらもしていなかったから、いつも通り12匹いるはずと思い込んだということですね」


そうだ、と高坂は頷いた。


「雑すぎません?」

「まったくだな。蓋もちゃんと閉めてないし」


佐藤はまだ飼育室で幻の1匹を探しているのだろうか。もしかしたら、飼育担当者に連絡して怒られている頃かもしれない。


飼育管理はかなり厳しい。使用するためにはしっかり開始時教育を受け、毎年資格を更新する必要がある。


大学がそこまでするのは理由がある。

かつては、今から見れば虐待に近いような使用が常態化していた。しかし、近年動物愛護の観点から、論文を掲載する国際学術雑誌ジャーナルでは、動物実験を行う場合、その利用がガイドラインに沿った適切な利用あることを示すよう要求されることが多い。少しの不適切使用でも論文自体が採用拒否リジェクトされることもあるのだ。

折角実験して、良い結果が出ても動物の不適切使用で成果が発表できないのでは本末転倒になってしまう。


厳しくも思えるが、施設内でトラブルを起こすと飼育施設の使用許可が取り消されることさえあった。

そう思うと、佐藤が可哀想ではあるが、雑な実験で他人に迷惑をかけたのだから、これを機に反省してほしい。


「さ、種明かしは終了だ。もう佐藤には伝えてあるから」


説明終了、とばかりに高坂はくるりと背を向けた。

「あのっ」

類は、前から言おうと思いながら言い出せなかったことを、思い切って言うことにした。


「今度、俺に動物実験、教えてもらえませんか?」


谷中は修論には不要だからと動物実験に取り組むことはなかったが、これまでに合成した化合物にはin vitro(細胞実験)やin vivo(動物実験)で試してみたいものがあった。

忙しそうな高坂に頼むのは気が引けて言い出せなかったが、よい機会だった。

類の希望を聞いた高坂は、驚いた顔をしてから、涼やかな目元を少し緩めて


「お前、変わってるな」


と少し嬉しそうに言った。


自分は今までこの人の何を見ていたのだろうか。

実験ロボットと呼んで高坂を敬遠する、他人のフィルターを通してしか見ていなかったことに気付き、自分に対して苛立った。と、同時に、意外と感情豊かな先輩を見ながら、この人をもうちょっと知りたい、と思うのだった。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


ミステリ「風」ということで、理系研究室の雰囲気×謎解きを少しでもお楽しみいただけたら嬉しいです。


あんまり嘘は書いてませんが、発注数より多く届く、おまけマウスの習慣は10年ちょっと前はまだありましたが今あるのかなぁ。

あと、飼育匹数も5匹ケージくらいで飼うのが最近は普通です。昔は大きめのに結構詰めて飼ってましたが、今は多分ダメです。

マウスは本当にあまり慣れませんが、懐かせてるのを見たことはあります。


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