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いつもどおりの登校

 チュン。チュン。

 チュン。チュン。


「ふぁぁぁあ」


 俺はいつもとは違って、今日はなんだかスッキリと起きることができた。

 今日の日付はというと、6月10日(水)である。

 出来事の順序を話すとするなら、女装して氷堂時雨先輩と会ってから、1週間後そして、ナツたちとショッピングモールに出かけてからは4日後といった感じか……

 俺は今日も仕事がないため、学校へと向かう。

 学校へと向かう準備をしていると、


「にいさま! 起きてーって……にいさま!」


「あぁ! 兄ちゃんはもう起きてるぞ! 希おはよう」


「にいさま! おはようです!」


「あぁ」


「ん〜なんだか複雑です……にいさまが早く起きることはいいことなんですが……わたしの役目がなくなっちゃうと嫌なんで、にいさまはお寝坊さんでこれからもいてください!」


「……そうか。今日は特別だと思うから、これからも頼むよ!」


 まぁ、朝を起こすってのも妹のスキンシップにもなるから大歓迎だからね。


「はいです! わたしは一階に行っていますね!」


 タッタッタッタッタ。


 希が階段を駆け下りる。


 俺も用意を済ませ、階段を降りる。

 リビングに入ると母さんがいて、母さんにおはようと挨拶をする。


 そして俺はいつも通りに朝ご飯を母さんと希と食べて、少し休憩したあと、外へと出る。


 そしていつも通り彼女、鈴木美幸が、家の前に待っていた。


「あっちゃん。おはよう。今日はいつもより早いのね」


 こいつもいつも通り変わらないな。


「あぁ。そうだな。今日はなんだか朝スッキリと起きれたからな!」


「そう。それはよかったね。それじゃいこっか」


「あぁ。そうだな」


 俺と美幸はいつも通りに会話をしながら学校へと向かっていく。


「ねぇ。あっちゃん。先週の休日は何してた?」

 休日は約束をすっぽかしてナツにボコボコにされて、服を買わされたなんて言えず……


「先週の休日か……土曜はナツとアキの買い物に連れ回されて、日曜は普通に仕事だったな」



「ふぅーーん。そうなんだ。あっちゃんはなっちゃんとアキちゃんと一緒にいたんだね」


「あぁ。そうだが……」


「ううん。なんでもないよ」


「それならいいんだが……」


「あっちゃん! 今日の帰りはどうする? 一緒に帰る?」


 今日の帰りはきついってか、時雨先輩を攻略するまでは多分一緒には帰れない……


 なぜなら図書室に俺は時雨先輩に会いに行かないとダメだから……


「……あぁごめん。俺用事あるから先帰っててくれ!」


「……わかったよ」


 俺たちはそんな会話をしながら学校へと向かう。


 俺が校門付近にやってくると、黄色い歓声が湧き上がり、俺はファンたちに手を振る。

 俺はどんな時もファンサービスを欠かさない。


 俺たちは歩みを進め、校内へと足を進める。階段を登り、




「あっちゃん、じゃあね」


「あぁ、じゃあな!」


 俺は美幸と2階の階段のところで別れた。

 美幸のクラスは3階、俺のクラスは二階にある。

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