権助提灯15
これにて完結となります。最後までどうかお読みください。
さとがしょう太のところを訪れます。
「あああ、またですか。またなんですね、さとさん。じゃあろうそく垂らしてください」
「承ったよ、しょう太」
「ああ熱い熱い。では六助さんにもお願いします」
「はいはい」
さとが別宅の玄関を出ます。
「権助、自宅だよ。それじゃあろうそくだよ」
「さいですか、ご主人様」
二人が自宅に到着します。
「ご主人様ろうそくです」
「はい確かに」
さとが六助を伺います。
「ろくす……」
「さとさん垂らしてください」
「どうぞ」
「熱い熱い」
「だったらしょう太君にも頼みます」
さとが自宅の玄関を出ます。
「ごんす……」
「へえご主人様、ろうそくを拝借」
二人が別宅に着きます。
「ろうそ……」
「どうぞろうそくですご主人様」
さとがしょう太の部屋に入ります。
「しょう……」
「さとさん、もう放っておいてもらえませんか」
「そうかい」
さとが別宅の玄関を出ます。
「ごん……」
「ご主人様、ろうそくをお願いします」
二人が自宅に戻ります。
「ご主人様、どうぞろうそくです」
「はいよ」
さとが六助を訪ねます。
「六……」
「もう何もしないでください」
さとが自宅の玄関を出ます
「権助や、またお願いするよ」
「ご主人様、もういい加減にしてくださいませんか」
「どうしてだい、まだ夜は開けちゃあいないよ」
「いえ、おいらにもろうそくを垂らしてください」
最後までお付き合いいただきありがとうございました。




