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権助提灯10

またまたさとはろうそくを持って権助を呼びつけます。


「権助、権助や」

「何ですかい、ご主人様。せっかくお仕えしているご主人にうっちゃられて一人寂しく、ひょっとしたら自分はこのまま忘れ去られてしまうのだろうか、という様子で放置されているこの状況を堪能していたっていうのに」

「お前もなのかい、権助や」

「だから何がですかい、ご主人様」

「何でもないったら、権助。それより、はい、ろうそく。またしょう太のところに行くよ」

「またですかい、せわしないったらありゃあしないですねえ」

「つべこべおいいでないよ。さあ、行った行った」

「全く、お盛んですねえ」

「そういう事じゃあないんだってば、ときにね、権助や、話は変わるけどね、男っていうものはだね、散々ろうそくを垂らされた後に一人でほっぽって置かれて嬉しいものなのかい」

「当たり前じゃあないですか、ご主人様」

「当たり前ときたかい、いやはや、男というものはちっとも分からないものだねえ」

「おいらにしてもいれば一号と二号をこうもひっきりなしに行き来する女の方がわけが分かりませんがね」

「私だって別にしたくてしてるんじゃあないよ」

「じゃあやめればいいじゃあないですか」

「そういうわけにもいかないんだよ、権助」

「全く何が何やら」


そうこうしているうちにさとと権助の二人はしょうたのところに到着しました。


「ほら、権助、さっさとそのろうそくをお貸し」

「わかりましたよご主人様」

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